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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

えびたま

2022年07月28日 | イキモノタチ
何週間か前、近所の川に行ってガサガサしてきた。
流れの際の草の下に網を入れて、「ガサガサ」して、引き出す。
一回で、エビが3匹くらい入る。

なんちゃらカゲロウの幼虫と、なんちゃらヨシノボリらしき幼魚はもとに返し、
エビは持ち帰る。

庭に置いたトロ舟や蓮鉢に放す。
3匹だけ、室内の水槽に入れた。



その後、水槽の中を眺めていると、
どうも、エビがなかなか見えない。
まあ、水槽の底の砂利と似た色で、しかも半透明なのだから、
見つかりにくい。

でも確実に入れたのだから、いるはず。という目で見ると、
なんとか見つかる。

それでも、2匹しか見えない。
ううむ。
1匹は生きなかったのかもしれない。



7月26日。
1匹のエビの腹に、何やら黒っぽい部分かたまりが有る。
卵か?
よーく見ると、粒々の集まりだ。

腹の脚をせわせわと動かしている。
大事に卵を抱いているのだろう。
いいぞ。



しかし、2匹しかいないのがちょうど雌雄だったのか。
いやー、良かった良かった。
水槽という飼育環境で殖えたら楽しい。



ホントに雌雄だったのかなあ。
無精卵ということは無いか。
どうなんだろう。



2日後。
あいかわらず卵を抱いている。
卵のかたまりが大きいような気がする。

ん?

すぐ横に、もう1匹のエビがいて、やっぱり抱卵している。

ややや。
両方メスだったか。
じゃあ両方無精卵か。むむむ

エビは無精卵でも産むのか。
生物の中には、以前の交尾で得た精子を蓄えておいて
次の産卵でもそれで受精する、というものもいるが。
そういうことは無いか。

あるいは、産んだ卵にオスが精子を振りかけるというものも
水棲生物には多い。
もしそうなら、今から川に行ってもう一度ガサガサして、
何匹かのエビを獲ってきて水槽に入れたら、間に合うのではないか。

ちょっと調べてみると、
交尾して2日後に産卵して、孵化するまでずっと抱卵する、
とかいうことが書いてあった。
ほほう?
交尾というきっかけが無いと産卵しないのかもしれない。

とかなんとか思いながら、ホゲッと水槽を眺めると、
エビがいて、抱卵していない。
あわわ。
おまえ、卵をどこにやった?どうした?

いや待て。
落ち着いてみると、あっち側に抱卵したエビが2匹いる。
おお。
ちゃんと3匹生きていたのだ。
じゃあ、この抱卵していない1匹がオスか。
全員のお父ちゃんはおまえか!



「エビ」とたいそう雑な書き方をしている。
というのも、種類がなんだかよく分からないからだ。

近所の川というのは、調布市の野川である。
インターネットで調べてみると、詳しい方々があれこれ言っている。
どうやら、交雑が進んでぐちゃっとした世界のようだ。
雑にもなるわい

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