犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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配線箱

2018年05月03日 | 日々
[あらすじ] 母85歳PD、2ヶ月の介護老人保健施設から来週退所予定。

ベッドを置く部屋の物を一気に移動させ、掃除するだけ掃除して、
ワックスをかける。
日当たりの上がり框なんかハゲッハゲなので、3度重ね掛けした。

電話の横に、以前(20年前)使っていたデスクトップ型パソコンが鎮座ましましている。
その横にコピーファックス複合機がこれまた鎮座している。
そして、その裏にごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃとケーブルが絡まっている。
ついでに、過去のモデムが置いてある。

そのムカシ、インターネットにダイヤルアップ接続なんてなことをしていた。
それから、何かに換えて何かに換えて何かに換えて、
今は光ケーブルが来ている。

モデムはメーカーだか契約会社だかに返納するような契約になっているはずだが、
それも一定期間内の話だ。
新しいシステムに換えるのが遅いと、機器はもう返してくれんでもええよということになる。

新しい機器を設置する技術者は、過去の物は置いて行く。
一度くらい、「これはもう要りませんから外して大丈夫です。」と説明してくれた人もいたが、
大概、工事が完了したら風のように去ってゆく。ありがとうございました。

技術者も、ああでもないこうでもない、とブツブツ言いながら接続し、
最後に電話とファックスとネットがちゃんと繋がるかチェックして行く。
その直後に、要らなそうな物を外す勇気が、無い。

その場でその技術者に聞いて、要らんもんを処分すれば良いのだが、
そうでもない状況が続いて、結果、ケーブルとモデムがうじゃうじゃ溜まった。
これを、整理する。



そもそも壁に電話線が3本も来ている。
これはわかりやすい。
「光」と刻印された物だけを残し、あとはぶった切って捨てる。

さて、壁からはえているこの「光」という小箱から繋がっているケーブルを辿る。
それだけを生かせば良い話だ。

と、思うのだが、何かのケーブルが入って行って行き止まりになっているように見えるモデム、
なんていう寄り道が有る。
なっているように見える、と言うよりは明らかに行き止まりなので、
これをまた元の方へ辿って分岐まで来たら、抜いて、捨てる。

既に外してあったモデムも含めて、なんだか3個くらいのモデムがゴミだと分かった。
何年ほったらかしていたのだろう。
ほこりがたまって不快かつ危険であった。
ついでに、もう修理できないプリンターも外す。
古いPCとの接続とノートPCへのケーブルを取り除く。
かなりすっきりした。

それでもまだ、いくつもの箱が有る。なんじゃこりゃ。
ひとつひとつ、ケーブルを辿ってみると、次第に全体像が見えてきた。

繋がっているのは、電話とファックス複合コピー機とガスの通報機器とサンダーカットだ。
なるほど、一番最近繋いだのは、ガスの通信だ。
ガスメーターを電話線に繋いで、検針員さんが来なくなったのだ。
ついでにガス漏れの通報もできるという。
その機器を繋ぐ際に、雷が落ちても大丈夫なような小さい機器も挟んだのだ。

壁からの経路を、図に書く。
絡んだケーブルを抜いてほどいては、元のジャックに戻す。
やっと、壁からそれぞれの機器を経て電話機に終わる、ひとつの経路が見えた。



あれこれ抜いたり挿したり外したりして、少々心配だ。
携帯から電話してみる。OK。
友人Mに頼んだが、つい最近プリンターを複合機に換えた際、ファックスはやめたと言う。
そうだよね。画像ファイルもメールでやりとりする時代、ファックスは要らない。
ただ、ファックス慣れした年齢の人が使うのだ。



残ったルーターやACアダプターを、ひとつの箱に入れる。
図も添えて入れておく。
アダプターが熱を発するので、空間を持たせて蓋はしない。
箱から電源と通信のケーブルが、計4本出ているだけになった。
これを電話台の下の段に置く。

やっと人間らしくなったわい。

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