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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

サクラサケ

2014年03月01日 | 毎月馬鹿
ゆゆしき事態である。
26日の新聞記事によれば、美術大学を受験する人が減っている、という。
18歳の人口は減少しているが、それに比較しても志願者が減っているのだ。

芸大についての数字が並んでいる。
1990年は募集454人に対して、のべ約1万1千人の志願。
のべ、となってるのは、何回かの日程で試験が受けられるからだ。
単純計算だと、約24倍。

それが今年は募集625人に対して約6300人。
約10倍である。

芸大の美術学部だけを見ると、
1992年は230人のところへ約7800人で約34倍と高かったが、
今年は240人に約3000人で約12.5倍。

多摩美術大学の場合、
2002年は649人の募集に約9800人で約15倍。
今年は1014人に約7100人で約7倍。
(1014人というのもずいぶん定員を増やしているが。)



各大学ではもちろん、そして東京の五つの私立の美術大学に芸大を加えた
六美大で連携して、その原因を探り、対策を考えているそうだ。

原因の一つには小中学校の図工の時間数が減っていることがある、という。
小学6年の図工は、以前は年間70時間だったのが、2002年以降は50時間に
なっているのだそうな。

小学校の図工の教科書に沿ったような授業で、子どもたちが
自己表現の喜びや、絵画への興味や、工作の楽しみを味わえるか、
というところには私はちょっと疑問があるが、それはまた別の議論だ。

子どもが美術に触れる機会が少ない。
ということが、記事では書かれている。



とまあ、んなこたおいといて。

先に挙げたように、倍率が非常に下がっておるわけ。
つまり、入りやすくなっている。
芸大だって夢じゃないわよ。

調べてみた。
入試日程を。
すると、一校、女子美術大学のB日程というのがある。
この出願の締め切りが3月15日。
まだ間に合う。
ほんでもって私は一応、女子。高校も卒業している。
受験資格有り!

受験科目はどうか。
デッサンと面接、という学科が多いが、いくつかの学科では
デッサンか文章表現を選択できる。
これだ。文章表現なら、毎日やってる。
http://www.joshibi.ac.jp/sites/default/files/archive/3_0/pdf20140115_04.pdf

倍率はどうか。昨年の入試の結果を見てみる。
A日程でも倍率1.0の学科もある。
人気無いのか…?
B日程でも倍率1.0どころか、定員割れしている学科すらある。
なるほど、状況は深刻だな。
http://www.joshibi.ac.jp/sites/default/files/archive/3_0/gei_2013.pdf#search='%E5%A5%B3%E5%AD%90%E7%BE%8E+%E5%AD%A6%E7%A7%91+%E5%80%8D%E7%8E%87'



2年前に亡くなった父の生命保険が入っている。
資金はある。
定員割れの学科もある。
条件は揃った。

そういう次第で、私は3月20日に女子美術大学の
アート・デザイン表現学科のアートプロデュース表現学科を
文章表現と面接で受験します!


ダメだったら女子美短大のC日程が4月2日にあるし…。



毎月一日は法螺話を書いています。
しかし、美大志願者が減っているというのは事実です。
この後のブログも合わせて読んでいただけたら嬉しいです。


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