犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

木の机と椅子

2023年02月15日 | 日々
8歳ほど年下の人と話していた。

小学生の時、木製の机と椅子だった、
と話したら、驚かれた。
どんだけ昭和なんだ、と。

木製の椅子に、防災頭巾を座布団代わりに置いていた。
母はそれを「防空頭巾」と呼んだ。
戦争世代だ。

私は昭和44年生まれである。
私立の小学校だった。

角材で作られた、机と椅子だった。
机の表面には、たまに、彫刻刀で彫った跡なんか有った。



特別教室は新しい建物で、机や椅子も新しかった。
中学に上がったら、どの教室もそういう新しい机と椅子なので、
新鮮な気持ちがした。



掃除をする時は、机の上に椅子を伏せて乗せる。
重たくてたいへんだった。

でもなんだか良かった。
ずんぐりとした安定感が有った。

たまーに、古材を使ったカフェなんぞで見かけることが有ったが、
この頃はとんと見ない。
今さらながら、有ったら欲しいという気持ちになる。
実際に使っていたんだぜ、というちょっと誇りに似た気持ちが湧く。
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