なまなつまるつる 2016年06月21日 | 日々 「つる」という噺がある。 鶴はムカシ、首長鳥と呼ばれていた。 ある時、白髪の老人が浜辺の岩頭に立っていたところ、 はるか唐土(もろこし)の方から一羽の雄の鶴が 「ツーーーッ」と飛んで来て、松の枝にぽっととまった。 それに続いて雌の鶴が「ルーーーッ」とやって来た。 で、ツルと呼ぶようになったんだよ。 とご隠居さんが教えるのを、八っつぁんだか熊さんだか忘れたが、 長屋のおっちょこちょいが真似して他 . . . 本文を読む