研究日記

考えたこと、読んだ本、出席した集まりなどを残しておくためのもの。

過激

2006-09-11 | Weblog
最近、
過激な言説に触れる場面が何度かあり、
「自分の言説もそうだったのではないか」と反省するとともに、
精神的に疲れるのでしばらく距離を置きたいと思った。

そんななかで、
過激な言説をした人が、
「あとで読んだら過激でした」と謝っているのを読むことがあり、
(私に関係しない話についてであるが)
すがすがしい気持ちになった。

フードランド北海道フェア in SAPPORO

2006-09-10 | Weblog
札幌を知るために、
「フードランド北海道フェア in SAPPORO」を見てきた。

多くの人でにぎわっていたので安心した。
しかし、大通では本当にいろいろなイベントをやるものである。

楽しみにしていた、
「さっぽろ・いちごタルト」は売切れてしまっていた。
そこで、
地ビールと鴨そばを食べた。
おいしかった。

商工会議所がクラークコインを売っていたので、
買った。
950円で買える1,000円の商品券という位置づけのようだが、
商工会議所にとってどういう意味があるのか良く分からない。

どこでも使える現金で、
札幌市の商工会議所加盟店でしか使えない商品券を買っているようなものか。

1枚いくらで作っているのかわからないが、
950円以下であるならば、
使わない人がいたらその分収入になる感じか。

夕張問題を考えるつどい

2006-09-09 | Weblog
今日、札幌市で
「夕張問題を考えるつどい」があった。

この問題を研究しているので、
行ってみた。

聞いている限りでは、
夕張市を擁護し、
国や道の責任を追及する話だった。

そちらの話はまだ聞いてなかったので、
いい機会となった。

たまたまそこに、
「さっぽろのおサイフを知る会」という会の人たちが来ていた。

私は前に、
「住民が自分達の自治体の財政に関心を持って欲しい」と提言したこともあって、
札幌にもそういう会があることを知って、
良いことだと思った。

ネットで調べてみると、
「札幌駅~大通地下通路工事計画の凍結を求める陳情」などをしているようである。

1%支援制度(4)

2006-09-09 | Weblog
「1%投票」制度は、
ただ一点を除いて
「1%支援・1%指定」制度と同じである。

その違いとは、
お金の配分を「自由」にするのか「平等」にするのか、
である。

私の思いとしては、
この問題に関して、
「改革 対 抵抗勢力」とか、
「市民 対 行政」など、
敵味方思考からではなく、
「私の価値観からしてどれなのだろう?」
と考えて
選んでもらいたかった。

だから、考える素材として4つのパターンを示したのである。

私は、
私の価値観から、
「1%投票」を選ぶが、
結果として多くの人が別な制度を選び、
それが実現するのは構わない。

1%支援制度(3)

2006-09-08 | Weblog
次に平等について。
 「平等」とは一人ひとりが平等になることである。
と書いたが、
4つのうち上2つと下2つを比べれば分かりやすい。

上2つは、
例えば40万円納税する人(1%は4千円)は、
4千円の使い道について、
自分の意思を反映できるが、
100円納税する人(1%は1円)は、
1円の使い道にしか、
自分の意思を反映できない。

つまり、
お金持ちほど自由が大きくなり、
お金が無いほど自由は小さくなる。

下2つは、
40万円納税していようが、
100円納税していようが、
お金の使い道に対する影響力は、
同じ1票である。
(さらに言えば、
納税していなくても同じ1票である)

つまり、
お金があろうが無かろうが、
同じ個人として影響力は同じである。

そういう意味で平等である。

平等という価値を重んじる人は、
下2つを支持すべきである。

ただし、
上2つが悪い考えというわけではない。

お金持ちになればなるほど、
自由になる部分が増える社会の方が、
人間は一生懸命働く、
という面もあるからである。


1%支援制度(2)

2006-09-07 | Weblog
さて、
分類したパターンの上と下に書かれた、
「自由」と「平等」は何かと言うと、
「自由」とは個々人の自由が増すことであり、
「平等」とは一人ひとりが平等になることである。

例えば、
「1%支援・1%指定」より「1%減税」のほうが、
個々人の自由は増す。
だって、
減税されて手元に残った1,000円は、
お菓子買おうが、誰かに寄付しようが、
その個人の自由である。

しかし、
「1%支援・1%指定」の1,000円は、
団体に寄付するか、自治体の税とするか、
その2つしか選べない。

「個々人が自由に選択するほうがいい社会になるんだ」
のみが信念という人は、
1%減税を支持すべきである。

考えてみれば、
団体に1,000円寄付するより、
お菓子会社から1,000円分のお菓子を買ったほうが、
社会にとって良いこともあるかもしれないのである。

1%支援制度

2006-09-06 | Weblog
個々の技術的な視点ではなく、
根本的な価値の視点で、
1%支援制度について考えてみたい。

*1%支援制度とは何じゃという方は、
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/net/siminsei/volunteer/nouzei.htm

私がここ最近考えて思ったのだが、
価値の視点からは、
次の4つのパターンが考えられる。

↑自由
 ・1%減税
 ・1%支援・1%指定
 ・1%投票
 ・1%税(いままで通り)
↓平等

*1%指定制度について
http://www.npohokkaido.jp/tax1/com.html

*1%投票制度について
http://www.pinky.ne.jp/%7Eutopia/1parcent.html

続く