研究日記

考えたこと、読んだ本、出席した集まりなどを残しておくためのもの。

資料を読み上げる

2006-04-26 | Weblog
総会をやってみて、
(総会に限らずいろいろな会議に言えることだと思うが、)
「資料を読み上げてみる」、
というのは大事なことだと思った。

読み上げてみると、
結構欠点などに気付いた。

それを省力して見るだけですますと、
結構見逃すものではないか。

アナログ的であるが、
人間が生き物であることの限界がそこにあるのかもしれない。

整然とした議論

2006-04-25 | Weblog
設立総会の議長をやることになりそうなので、
札幌市議会を参考にして、
議長がしゃべることを考えてみた。

○議長 これより、議事に入ります。
○議長 まず第1号議案について議題とします。発起人に提案説明を求めます。
(発起人提案説明)
○議長 ただいまの提案説明に対し、質疑はありませんか。
(質疑がすべて出たあとで)
○議長 質疑がなければ、討論に入ります。ご発言はありませんか。
(発言がすべて出たあとで)
○議長 以上で討論を終了し、採決に入ります。
 第1号議案を可決することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」であれば)
○議長 異議なしと認めます。
 したがって、第1号議案は、可決されました。
(第6号議案まで終了したところで)
○議長 以上で、本設立総会の議題とした案件の審議は、すべて終了しました。

ところで、
「話し合い」という枠内での私自身の好みを言えば、
ワークショップよりは、
こういった整然とした議論のほうが好きである。

要は使い分けの問題なのだろうが、
議会での議論の仕方は、
一朝一夕にできたものでなく、
民主主義の長い伝統の中で形成されてものなのだから、
それなりの知恵が詰まっていると思う。

環境系のサークル

2006-04-23 | Weblog
そういえば、
先日札幌大学に行った際に、
「環境保護」のサークルの
勧誘のポスターが貼ってあるのを見た。

また今日、
新聞で函館ラサール高校の、
「環境問題研究会」の記事を見た。

私が学生の頃は、
(アンテナが低かったせいかもしれないが)
そういったサークルは見たことが無い。

隔世の感がある。

形式ばったこと

2006-04-18 | Weblog
私は
形式ばったことは嫌いだが、
形式ばったことは好きである。

ネットで設立総会の式次第を調べていた。

 1.開会
 2.発起人挨拶       
 3.来賓挨拶
 4.議長選出
 5.設立総会役員選出
 6.議事
  第1号議案   「会則(案)」について
  第2号議案   「役員候補者(案)」について
(新役員紹介)
  第3号議案   「平成18年度事業計画(案)」について  
  第4号議案   「平成18年度収支予算(案)」について
 7.議長および設立総会役員解任 
 8.閉会

↑のようなものを発見したときはワクワクした。
伝統や規範normにのっとって行動する
(つまりnormalノーマル)のは好きなようだ。
だから、
孔子の礼や
陰陽師の式は好きである。

しかし、
目上や年上の人に
「こうやらなきゃだめじゃないか」とか
「全然なってない」と言われて、
上の式次第を示されていたら反発しただろう。

この両面価値な(ambivalent)感情は、
(可能性1)
基本的に伝統主義者であるが、
年長者に対して「伝統をきちんと守っていない」という不信があり、
反発する。

(可能性2)
基本的にルールを守るのは好きだが、
文書など脱人格化されたルールに従うのは抵抗が無いが、
人格を伴った生身の人間の命令には反発する。

子どもの成績

2006-04-14 | Weblog
まだ子どもがいないので実際どうなるか分からないが、
現時点での予想では、
私は子どもの成績に関心を持たないと思う。

自分の能力上げには関心があるが、
子どもの能力上げには関心が無い。

子どもが能力を上げても、
私がそれを使えるわけではない。
命令どおりに動くなら「使える」と言えるかもしれないが、
子どもは命令通りには動かない。
(私自身、親の命令通りに動かない)

子どもがマスタークラスの能力者になったら、
大いに関心を持つだろうが、
そうなるように私が労力を割くのは効率的ではなく、
すでに存在する能力者を探した方が良いだろう。

人を殴ったり、
物を盗んだり、
そういった道徳面での劣化は、
私や他人に迷惑がかかるので、
大いに関心がある。

しかし、
バカでも、
私には関係が無い。

私が見てきたお母さん・お父さんたちが、
子どもの成績に関心を持つのは不思議である。
扶養面のことを考えているのだろうか。
そうであればなぜ自分の能力を上げないのか。

団体の会計と代表の会計

2006-04-10 | Weblog
スケート連盟理事が、
私的利益を図ったのではないか、
という報道が最近あった。

4月6日の朝日新聞の社説でも、
スポーツ団体は幹部のボランティアリズムに支えられてきており、
公私の別があいまいになりやすい、
ということが指摘されていた。

小さな団体などで、
代表と団体の会計があまり区別されていないのは、
私も目にするところである。

それは悪意ではなく、
ほとんど代表個人の持ち出しでやっていて、
ちょっと団体に余裕があるときに、
「10万ぐらい出していたかも」と返してもらったり、
そんな感じである。

団体が大きくなったり、
補助金などの公金が入ったりする場合は、
きちんと区別するべきである。
見ていると、
その脱皮に失敗することがときどきあるようだ。

思い出すのは、
昔のヨーロッパで、
王室財産と国有財産が未分化だったのが、
時代が進んで、
それを分離させたことだ。

同じ原理が働いているのかもしれない。
研究してみたいことである。

異動の内示

2006-04-07 | Weblog
今日は異動の内示の日であったが、
いつもこの日は気が滅入る日である。

いままで一度も、
すっきりしたことはない。

過去には、
取り乱して「うんこ」などと口走ったこともあるが、
(不徳の致すところである)
そういうことを言わなくなっただけ、
大人になったのかもしれない。

早く、
そういったものに影響を受けない精神力を身に付けたいものである。

『ALWAYS 3丁目の夕日』

2006-04-03 | Weblog
『ALWAYS 3丁目の夕日』を見た。

あれを見て、
投げ落とし事件などを見ると、
「昔は良かった」となるのかもしれないが、
それは比較するものが違い、
ずるい比較となる。

投げ落とし事件は、
その当時の犯罪と比べるべきだ。
犯罪史など見れば分かるが、
昔も結構ぐろいのがある。

逆に『ALWAYS 3丁目の夕日』的ないいことは、
今でもあるだろうと思う。

施設見学:サンピアザ水族館

2006-04-02 | Weblog
一度見てみてみようと思い、
昨日
札幌市厚別区のサンピアザ水族館に行ってきた。

フロア2階分で、
それほど広くないところだが、
ラッコ、ペンギン、アザラシ、クリオネ、ウーパールーパーなど、
一時代を風靡した動物がそろっていた。

ただ、個々の部屋が狭いので、
少しかわいそうに思った。

サンピアザ水族館

なんとなく民間がやっているところだと思っていたが、
帰ってきてから調べたら、
財団法人がやっていた。
→財団法人さっぽろ副都心社会文化財団

北海道教育委員会の所管のようだ。
北海道教育委員会所管公益法人

15番目の政令指定都市 堺市

2006-04-01 | Weblog
2005-10-24にも書いたが、
今日、堺市が政令指定都市になった(15番目)。

堺市のホームページ
に、
・府から市に変わる窓口
・政令指定都市になる理由
・メリット
いろいろ書いてあっておもしろい。

Q&Aには、
支出が110~120億円が増えるが、
収入が約150億円増えので、
収支30~40億円の黒字と書いてあった。

儲かるらしい。