研究日記

考えたこと、読んだ本、出席した集まりなどを残しておくためのもの。

増税してくれ

2006-09-19 | Weblog
本日の朝日新聞に、
6月22日の経済諮問会議のなかの小泉首相の言葉として、
「歳出をどんどん切り詰めれば、やめてほしいという声が出てくる。
増税してもいいから施策をやってくれという状況になるまで徹底的にカットしなければならない」
とあった。

いままで歳出カットというと、
役所が「こんだけ歳出カットしたので増税させてくださいよ」と言うイメージしか考えていなかったが、
国民が「こんなに歳出カットされたらたまらん。増税してくれ」と言うのはイメージしてなかった。

新発想である。

好きな言葉

2006-09-19 | Weblog
ジョージ・フロスト・ケナン(George Frost Kennan)
という人が言った次の言葉に惹かれる。

「真の学者の営みはしばしば孤独である。
人類の知的遺産に貴重な、
そして美しくさえある貢献をしたという認識のみが報酬である。
それをわかってくれる人がいようといまいと」*

孔子の
「子の曰わく、
学びて時にこれを習う、
またよろこばしからずや。
友あり、
遠方より来たる、
また楽しからずや。
人知らずしてうらみず、
また君子ならずや。」
の精神にも似たものがある。

ケナンの言葉の原文を読みたくて探したが、
うまく見つけられなかった。

* 2005年5月30日『朝日新聞』小池民男「時の墓碑銘(エピタフ)」より