研究日記

考えたこと、読んだ本、出席した集まりなどを残しておくためのもの。

似たような政策提言

2006-02-28 | Weblog
さて、本論である。
(昨日のは前フリかい!というつっこみは無し)

政策の中身を5つに分けたところで、
その中の「政策手法」というのは、
かなり数が限られているのではないか、
と思う。

公務員になってから、
多くの公務員のプレゼン・提言書に触れる機会があったが、
その多くが同じ結論に落ち着いていくのに気づいた。
(これは自戒も込めて書いている)

曰く、
 コーディネーターの養成、
 関係主体のネットワーク形成、
 インターネットを活用したPR、
 ニュースレターの発行、
などなど。

どこかで見たことはないだろうか?

思うに、
これらは先ほどの分類で行けば、
「政策手法」に分類されるものだと思う。
そしてそれは、
数十種類しかなく、
その中から選択するから、
どの政策提言も似たような内容になるのではないかと思う。

だとすれば似たような政策提言を避けるためにすべきことは、
その先の「実施手法」を詰めていくことではないだろうか。

とりあえず私は、
「政策手法」の数を数えてみたいと思う。

政策の中身を整理する

2006-02-27 | Weblog
先日の政策提言発表会に関して、
事前に、
プレゼンをするとき注意した方が良い点について書かれた、
プリントが配られていた。

その中で、
政策の内容として、
1 現状認識
2 課題設定
3 政策手法
4 実施手法
5 政策効果
をしっかり押さえて置くようにとあった。

この種のことは、
しっかり頭の中で整理できていたらかっこいいなーと思うが、
頭が悪いのか、
どうもうまくできない。

研究会などで議論していても、
ごっちゃになって、
迷路にはまっているのを自覚することが多い。

しかし、
「政策」という言葉を使うと難しいが、
「政策」とは「問題解決手法」のこと(一種)である。

問題解決であれば、
私個人が生きていく上でも、
毎日困難にぶつかって、
なんとか方法を考えて乗り越えて行っている。

その大きなものが、
「政策」であろう。
(主体の違いなど細かい部分は省く)

よって、
身近に引き付けて考えることも可能だろう。

基本は、
「問題」と「解決方法」だろう。

そのうえで、

「問題」が、
現状はどうか→現状認識
何が問題か→課題設定

「解決方法」が、
手法は何を使うか→政策手法
誰が、いつからそれをするか→実施手法

それに事後的なもののとして、
どうなったら成功なのか→政策効果

と細分化されていると考えてみたい。

竹中塾修了

2006-02-25 | Weblog
今日は竹中塾の最終発表の日であった。

職場の知人も見に来てくれた。

自分で招待しておいてなんだが、
なんとなく恥ずかしい感じがして、
心を探るうちに、
「授業参観」のときのような感じであると思った。

さて発表も無事終わり、
打ち上げもして、
解散となった。

もうみんなと別れ別れになるのだけれど、
別離とはいつでも寂しいものである。

『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』

2006-02-24 | Weblog
橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』を読んだ。

なんだかぐだぐだして、
よく分からない内容だった。

その中で、
傍論だが、
・比喩は分かりやすいが、
 比喩を持ち出して、
 話がとんでもない方向に行ってしまう
 こともある。
という話が、
おもしろかった。

確かに、
私もそうだが、
比喩に振り回されてしまった人を見たことがある。

比喩元と比喩先が、
何が同じで何が違うのか整理しないまま話して、
違うことも同じこととしてしまうのだ。

例えば、
・・・
いい例が思い浮かばない。

行政サービス検索

2006-02-23 | Weblog
検索サイトで検索しているときに、
偶然広告で見つけたサイトがある。
生活ガイド.com

自治体を2つ選び、
その間の行政サービスを比較できるというものだ。

正直言って現時点では、
たいした比較項目がない。

しかしこのコンセプトはおもしろい。
「独占企業」と言われる自治体を、
比較できるのは楽しい。

将来的に見たくなる項目が増えることを期待したい。

職員発表会

2006-02-22 | Weblog
本日、職員発表会が開かれた。

「○○さんという人がいます」という職員発表会ではなく、
職員の提案を発表する会だ。

最近、
報道などでたたかれることが多く、
暗い気持ちがあったが、
あの場にいたら、
なんとなく元気な気分になった。

まちづくりで重要な要素として、
「活動が新聞などで取り上げられて評価されること」、
というのがある。

活動を続けていくと、
最初は高かったモチベーションも、
だんだんと下がってくる。

そのときに第三者に評価されると、
「またがんばってみようか」という気になるので、
大事とされるのだ。

そのまちづくりにおけるものと同じような意味が、
この会にはあるのかもしれないと思った。

韓国の決裁システム

2006-02-21 | Weblog
今日の新聞に、
韓国の大統領が作った決裁システムのことが書かれていた。
(朝日新聞国際面)

「政策の「骨抜き」は不可能だ。
ある省の課長がオンライン上で提出した報告書に
室長や局長がどう手を加えたか、
(省略)
大統領を含め接続資格を持つ関係者ならだれでも閲覧できる。」

以前、決裁は現状維持の力が大きいシステムだ、
ということを書いた。
(2003年1月11日決裁が新しいことをしない体質をつくるのではないか

韓国の大統領はそれを見抜いて
システムを作ったのだろう。

データ分析技

2006-02-20 | Weblog
HTML形式のページにデータがあり、
エクセルで並べて分析したいときがある。

このときに例えば、
北海道  青森
岩手   秋田
のように、
1番   2番
3番   4番
というように並んでいることがある。

これをそのままエクセルにコピーしても、
2列になるか、
「北海道  青森」のように繋がってしまうかで、
順番どおりに並べるのに手間がかかる。

このとき使える技として考えたのがこれ↓
まず2列にして、
それぞれの前に列をつくり、
1 北海道 2 青森
3 岩手  4 秋田
と番号を入れる。
その後、オートフォーマットをすると、
左は1,3,5,・・・となり、
右は2,4,6,・・・となる。
そこで、右の列をカット&ペーストして、
左の列の下につけ、
その後、
数字のところで並べ替えをすれば、
手間無く順番になる。

今風の芸術

2006-02-19 | Weblog
新聞に、
「この会社のホームページはシュールでよく分からん」
ということが書いてあったので、
見てみた。
男前豆腐

ん、まあ、
シュールと言えばシュールであるが、
私にはどうしてこういうページになったのか分かる気がする。

芸術系の若い人に作成を頼んだのだろう。

そういう人たちとお茶を飲んだことがあり、
そのとき作品も見せてもらったが、
似たようなものがある。
(東区に固まって住んでいるエリアがある)

しかしそう認識できるということは、
やはり時代による芸術の“似た固まり”
(例えば「バロック」「ロココ」とか後の世で一くくりされるもの)
というのは存在するのだろう。

スーツの寿命

2006-02-18 | Weblog
昨日友だちに、
スーツがテカテカしていることを指摘された。

以前も別な友だちに指摘されていたので
気にはなっていた。

やはり更新が必要なようだ。
今度、買いに行こうと思う。

いままで放っておいたのは、
スーツを買いに行くのが面倒だからだった。

一体、スーツの寿命とは何年なのだろうか?
ネットで調べてみたがはっきり分からなかった。
「使用形態によって違う」ということだろうか。

テカテカしているのかしていないのか、
自分の目ではなかなか判別できない。
「破れた」という変化であれば、
分かりやすいのだが。