これはただの物の考え方の整理にすぎないのだが、
公務員と野球選手と会社員の関係を単純化すると以下のようになる。
公務員 報酬≠個人成績≠集団利益
野球選手 報酬=個人成績≠集団利益
会社員 報酬=個人成績=集団利益
*1 ここでいう個人成績とは、金銭的価値に限らない価値を生み出したことである。
*2 ここでいう集団利益とは、金銭的なものに限る。なぜなら、それは報酬の元となるからである。よって、公務員の場合は、投じた金額以上の税収が返ってくるか、会社の場合は、投じた投資以上の利益が返ってくるか、のことを指すものとする。
言葉で説明すると、
公務員は個人成績と報酬は比例しない。
野球選手は、野球の成績が報酬と比例する。
会社員は、金を稼いでくる成績と報酬が比例する。
次に、公務員はすごい優秀な人ばかりいたとしても、税収が増えるとは限らない。
例えば、福祉に優秀な人を想像してもらえばい言い。
野球選手は、すごい野球がうまい人ばかりいたとしても、球団の収入が増えるとは限らない。
会社員は、すごいお金を稼いでくる人ばかりいたら、会社の収入も増える。
このことを表したのが上の式である。
さて、
こうして整理して、
間に野球選手をはさむと分かることがあるのだが、
「公務員に成果主義を導入しても、
球団と同じ問題は残る」
ということである。
同じ問題とは、
「人件費が集団の経営を圧迫する」という問題である。
選手の年棒が上がり過ぎて、
経営が苦しくなった球団を思い浮かべればいい。
この問題は、成果主義では解決できない、ということだ。
(もしくは、まったく考え方を変えて、
「投じた金額以上の税収が返ってくる事業しかやらない」という新たな地平に踏み出して、
会社みたいになれば、成果主義で解決できる)
公務員と野球選手と会社員の関係を単純化すると以下のようになる。
公務員 報酬≠個人成績≠集団利益
野球選手 報酬=個人成績≠集団利益
会社員 報酬=個人成績=集団利益
*1 ここでいう個人成績とは、金銭的価値に限らない価値を生み出したことである。
*2 ここでいう集団利益とは、金銭的なものに限る。なぜなら、それは報酬の元となるからである。よって、公務員の場合は、投じた金額以上の税収が返ってくるか、会社の場合は、投じた投資以上の利益が返ってくるか、のことを指すものとする。
言葉で説明すると、
公務員は個人成績と報酬は比例しない。
野球選手は、野球の成績が報酬と比例する。
会社員は、金を稼いでくる成績と報酬が比例する。
次に、公務員はすごい優秀な人ばかりいたとしても、税収が増えるとは限らない。
例えば、福祉に優秀な人を想像してもらえばい言い。
野球選手は、すごい野球がうまい人ばかりいたとしても、球団の収入が増えるとは限らない。
会社員は、すごいお金を稼いでくる人ばかりいたら、会社の収入も増える。
このことを表したのが上の式である。
さて、
こうして整理して、
間に野球選手をはさむと分かることがあるのだが、
「公務員に成果主義を導入しても、
球団と同じ問題は残る」
ということである。
同じ問題とは、
「人件費が集団の経営を圧迫する」という問題である。
選手の年棒が上がり過ぎて、
経営が苦しくなった球団を思い浮かべればいい。
この問題は、成果主義では解決できない、ということだ。
(もしくは、まったく考え方を変えて、
「投じた金額以上の税収が返ってくる事業しかやらない」という新たな地平に踏み出して、
会社みたいになれば、成果主義で解決できる)