研究日記

考えたこと、読んだ本、出席した集まりなどを残しておくためのもの。

地方自治法改正経緯調べ6

2010-02-27 | Weblog
とりあえず、
地方自治法を改正した法律の一覧表はできた。
http://sky.geocities.jp/utopia2036/pinky/diary/tihojichiho-kaisei-web.html

それぞれのリンクは、
衆議院のホームページにある当該法律にリンクされている。

一番初期の地方自治法は、
衆議院のホームページになかったため、
これから用意しようと思う。

ちなみに、
リンク切れが無いか、
Website Explorerというソフトで調べたときに、
「外部リンク350」と出ていたので、
この表には、350本の法律があることになる。

ずいぶんの回数、
改正されているものだ。

公務員賠償責任保険

2010-02-09 | Weblog
「公務員賠償責任保険のご案内」が来た。

これは、
職務に関連して何か失敗して、
住民訴訟や民事訴訟で訴えられたときに、
訴訟費用や損害賠償金を出してくれる保険、
というものだ。

加入対象は、
市役所の職員だ。

ところで最近、
滝川市の生活保護の事件のように、
職務に関連して何か損害を発生させたときに、
その事件に関係していない職員も含めて、
職員全員からお金を集めて賠償する、
ということが起きている。

これらは、
住民訴訟とかの前に事件が発覚して、
お金を返す話になっているので、
この保険の対象とはならないだろう。

さて、
整理して考えてみる。

(1)何か失敗した職員から見た場合
 A 訴訟の前に賠償 → 全職員が分担して払ってくれる
 B 訴訟で賠償
  a 失敗職員が保険に入っていない → 全職員が分担して払ってくれる
  b 失敗職員が保険に入っている → 保険金が出る(=保険に入っている全職員で払う)

(2)失敗にかかわってない職員から見た場合
 A 訴訟の前に賠償 → かかわってないのに分担する
 B 訴訟で賠償
  a 失敗職員が保険に入っていない → かかわってないのに分担する
  b 失敗職員が保険に入っている
   ア 自分が保険に入っていない → 分担なし
   イ 自分が保険に入っている → 保険料で分担する

となる。

つまり、
「自分は失敗しそうだな」と思う職員も、
「自分は失敗しなさそう」と思う職員も、
保険に入っていないほうが合理的である。

こんな保険、
成り立つのだろうか?

公務員の責任が、
全然整理されずに、
そのときの情勢で決まっている感じがする。

『よいこの君主論』

2010-02-07 | Weblog
『よいこの君主論』という本を読んだ。

大学時代に、
ゼミで『君主論』を精読したのを思い出した。
久々に読み直したくなった。

『よいこの君主論』も、
小学校を舞台にしていて、
そこは荒唐無稽だが、
マキャベリの『君主論』を読みやすくするのにいい手法だ。

『さおだけ~』は会計学の話を読みやすくしたが、
政治学はこの本の手法があるかもしれない。

地方自治職員研修の記事

2010-02-04 | Weblog
久々に雑誌『地方自治職員研修』のページを見たら、
だいぶ整理されていた。
http://www.koshokuken.co.jp/

記事がテキスト化されているのがいい。

検索窓も用意されているので、
記事を探したいときは、
このページから探そうと思った。

ただ、
2007年1月号からしかないのが残念だ。

と思ったら、
古いページもあるようで、
http://www.koshokuken.co.jp/henshu/
検索では引っかかってくるようだ。