研究日記

考えたこと、読んだ本、出席した集まりなどを残しておくためのもの。

『さいはての島へ ゲド戦記Ⅲ』

2006-01-07 | Weblog
ル=グウィン『さいはての島へ ゲド戦記Ⅲ』

「自分たちがいつか必ず死ぬということを知っておる。
これは人間が天から授かったたいへんな贈り物だ。」

「死はわしらが己れの生命に、
生きてきたその生のすべてに支払う代価なのさ。」

生があるから死があり、
死があるから生がある。
というのは実感としてはまだ分からない。
やはり死、意識の消滅は怖い。
しかし、直感としてはそれが正しいような気はする。

閑話休題。

私は賢者になりたい。