最近日本でも知られるようになった「フォーカス・オン・フォーム(Focus on Form)」という言葉、最近ではいろいろな学者がいろいろなことを言って、言葉の定義をどんどん広げているのですが、なんでもかんでも「フォーカス・オン・フォームだ」と考えてしまってはいけないと思います。「4技能統合型の授業がフォーカス・オン・フォームだ」なんていうのはもってのほかですが、実際には教師はいまいちはっきりしないまま使っていることも多いようです。そもそもこの言葉を理解するためには、日本教育に当てはめてみてもいまいちしっくりこないので、海外でどのように英語教育(やSLA)が発展してきたかを見ていく必要があると思います。そうすることで「何がフォーカス・オン・フォームらしくて、何がフォーカス・オン・フォームらしくないか」がわかる、というのがこの論の結論なのですが果たして。
そもそも歴史的に見れば、現在の日本でも行われているような「文法訳読法」とよばれるような指導法が海外でも一般的であったわけです。つまり形式を教師主導で明示的に指導することに重きを置くものは、文法訳読法も含めてすべて「Focus on Forms(sがついていることに注意。以降これをFonFsと表記します)」とよびます。この形式(多くはいわゆる文法の指導)中心の指導法であるFonFsの中には、文法訳読法と相まって、PPPモデルとよばれる指導の流れが日本でも取り入れられました。このPPPモデルは、「Presentation-Practice-Production」の意味ですが、日本でもよく行われるように、まず文法事項についての説明をし(Presentation)、その文法事項を音読したり書いたり問題を解いて練習し(Practice)、最後にその文法事項を使って文を作る練習をする(Production)、というような流れを指します。日本でかなり一般的な指導法なので理解しやすいと思います(ただし後にこのPPPモデルは後に述べるタスクを取り入れるなど、少し変化を見せます)。また、特にPracticeのときに口頭でドリル形式で何度も練習する(たとえば否定文を作ったり疑問文を作ったり、主語を変えたりする)ことで習得することを促すのがオーディオリンガル・メソッドとよばれており、日本でもよく行われています。日本では、これらのいずれか1つを選択する、というよりも指導の中に適宜組み込んでいくことが一般的です。これらの用語の関係性は以下のように表せるでしょう。
(1)Focus on Forms:基本的に教師主導であり、形式を学ぶことが中心
・文法訳読法
・オーディオリンガル・メソッド
・PPPモデル(ただし、PPPモデルは基本的に授業の進行の仕方を示したものであり、上の2つとは少し性質が異なることに注意)
・コミュニカティブ教授法の弱いバージョン→タスク支援型教授法(これについては後述)
このFonFsは日本では現在でも続いていますが、欧米では1960年代から別の指導法が徐々に脚光を浴びました。それがコミュニカティブ教授法です。これは、今までの形式中心ではなく、コミュニケーション能力を育てることを中心に据える、という名のもとに様々な広がりを見せました。インプット仮説で有名なKrashenの考え方をもとに生まれたナチュラル・アプローチもこれに含めます。バリエーションが多いので、どれがコミュニカティブ教授法だ、と一概にいえるものではありませんが、一応弱いバージョンと強いバージョンの教授法に分けて考えるとわかりやすいでしょう。弱いバージョンのコミュニカティブ教授法は、かぎりなくPPPモデルとオーディオリンガル・メソッドの組み合わせに近いのですが、productionの段階でタスクを用いてコミュニケーション活動を行うもの、と考えておけばよいでしょう(オーディオリンガル・メソッドでは結局形式的な言語活動に終始する、という欠点を克服したものとでもいいましょうか)。これをタスク支援型教授法ともいいます。ただし、このタスク支援型教授法は意味中心ではないので、FonFsに含んだほうがよいでしょう。また、強いバージョンのコミュニカティブ教授法は、内容中心教授法とよばれる、教科などの内容を指導することが中心となる教授法(いわゆるイマージョン教育やCLILを含む)や、タスク中心教授法とよばれる指導法があります。ここでタスクとは何かを見ておくと、松村(2012)によれば、与えられた言語使用の場面をもとに、学習者が主体的に関与し、目標言語を使用して設定されたゴールを達成する活動であり、言語の形式を無視してでもコミュニケーションによってゴールを達成するという成果に重きを置く活動のことです(p.8-9)。つまり活動ではどんなに間違った言葉を発していようと大きな問題ではなく、むしろ関心は意味内容がしっかり伝わっていて設定されたゴールが達成できたかが大事なのです。こういった意味で、かなり言語活動を狭く捉えたものだといえるでしょう。タスクについては松村(2012)を参照されたい。これらのコミュニカティブ教授法は意味に焦点を当てている指導法なので「Focus on Meaning(あるいはMeaning-focused Instructionともいいます。以降これをFonMと表記します)」。FonMについてまとめておきます。
(2)Focus on Meaning:基本的に学習者主導であり、意味を伝えることが中心
・コミュニカティブ教授法の強いバージョン→ナチュラル・アプローチ、内容中心教授法、タスク中心教授法etc
ちなみに弱いバージョンのコミュニカティブ教授法、つまりタスク支援型教授法は日本でも最近はかなり取り入れられていますが、これは実際には従来のFonFsと変わらないと考えるのが普通です。ただし、純粋なFonFsともいいがたいので、FonFsとFonMの間のブリッジ的存在という考え方もできるでしょう。さらに考え方によってはこれを発展させたものがフォーカス・オン・フォームだ、と日本では考える人もいます。
強いバージョンのコミュニカティブ教授法は日本ではほとんど受け入れられませんでした。しかし欧米では60年代から80年代にかけてかなり取り入れられ、そして問題が発生しました。意味内容が中心となりすぎると、形式がおろそかになり、いつまでも改善されない(なぜならある程度でたらめに話してもコミュニケーションには支障がないため)という事態に陥りました。そこで形式もやっぱり大事だね、と見直され、「じゃあ形式も意味もどちらも教えちゃえばいいじゃん!」という発想から生まれたのが、「フォーカス・オン・フォーム(以降FonFと表記)」です。FonFは簡単にいえば「意味中心のタスクをさせながら、生徒が上手に表現できなかった形式面をタスク中、あるいはタスク後に取り上げてしっかりマスターさせよう」というのが本来的な考え方です。これが1990年代から現在まで形を変えながら主流になってきています。
一応基本となるFonFの考え方は主に2つに分かれていて、本来的には即応的FonFとよばれる、タスクの中で、「おや、生徒がつまずいてるぞ。これをどうやって表現するのか、確認した方がいいな」とか「生徒の発言の中に文法的な誤りがあったぞ。これは訂正しておこう」と思ってその文法構造に修正フィードバックを与えてやる、つまり生徒のつまずきをその場で判断して取り扱うものを指しましたが、次第にあらかじめ教師がどの形式を指導するか、見通しをたてた上で行うものも事前計画的FonFと名付けてFonFと見なすようになりました。また、この即応的FonFと事前計画的FonFは、さらに事前に形式に関する指導をするバージョンと、タスク中やタスク後に行うバージョンにそれぞれ下位分類されました。
話が複雑になりますが、FonMに属しているはずの内容中心教授法やタスク中心教授法は時にFonFに分類されます。なぜなら内容中心やタスク中心の指導の中に形式の指導を加えるだけでFonFが完成するからです。このような意味でいえば、内容中心教授法やタスク中心教授法をFonMとFonFのどちらに属するか、などと考えるのは野暮なことでしょう。
また、このFonFはさらに日本型ともいうべき変化を遂げて用いられています。先ほどのFonMの弱いバージョンのコミュニカティブ教授法であるタスク支援型教授法も場合によってFonFとみなしたり、あるいは高島(2011)のように文法指導ありきの中に組み込んでいるもの、村野井(2006)はさらに拡張して「自律的フォーカス・オン・フォーム」という言葉を使って、自分で学習するときにFonFの考え方を導入しています(p.101-3)。
日本では意味と形式の両面(つまり意味を伝える活動であるタスクと、文法のような形式を明示的にせよ暗示的にせよ指導すること)を取り入れていれば、FonFだと考えている人が多いようです。実際、どんどんFonFの範囲は拡張されているので、専門家であっても「これはFonFだ!」と太鼓判を押すことは難しくなってきています。結局、日本では「これはよりFonFらしい。これはあまりFonFらしくないな。」程度のスケールで考えるのがよいのかもしれません。個人的には意味と形式の両面を取り入れていても、基本は授業のメインが意味中心でなければ(つまり文法などの形式の指導はあくまでも補助でなければ)フォーカス・オン・フォームとはよべないと思います。一応私の結論としては以下の通りです。
(3)Focus on Form:FonM+FonFs(ただしFonMに重点が置かれることが多い)
先ほども述べたようにFonM的な指導法は日本では普及しなかったので、突然降ってわいたようにFonFが登場したように感じてしまいます。また、多くの日本人は形式重視の教育を受けているので「タスクだけじゃなくて形式も指導するって、そんなのあたりまえじゃん!そんなの僕も/私もやってるし!」と思ってしまうのでしょう。しかし本当の意味でのタスクを授業で取り入れている人はごく一握りでしょう。
日本でフォーカス・オン・フォームやタスクを取り入れた教育を実践したいのなら、とっかかりとしては松村(2012)が必読文献でしょう。特にタスクとは何かをしっかり理解できると思います。
【参考文献】
Doughty,C&Williams,J.(eds). (1998). Focus on Form in classroom language acquisition. Cambridge: Cambridge University Press.
Fotos,S.&Nassaji,H. Teaching Grammar in Second Language Classrooms: Integrating Form-Focused Instruction in Communicative Context. ESL&Applied Linguistics Professional Series. Routledge.
Long, M. H. (1991). Focus on form: A design feature in language teaching methodology. In de Bot, K., Ginsberg, R. B., & Kramsch, C. (eds.), Foreign language research in cross-cultural perspective (pp. 39-52). Amsterdam: John Benjamins.
和泉伸一(編).(2009).『「フォーカス・オン・フォーム」を取り入れた新しい英語教育』.大修館書店.
高島英幸(編著).(2011).『英文法導入のための「フォーカス・オン・フォーム」アプローチ』.大修館書店.
松村昌紀.(2012).『タスクを活用した英語授業のデザイン』.大修館書店.
村野井仁.(2006).『第二言語習得研究から見た効果的な英語学習法・指導法』.大修館書店.
そもそも歴史的に見れば、現在の日本でも行われているような「文法訳読法」とよばれるような指導法が海外でも一般的であったわけです。つまり形式を教師主導で明示的に指導することに重きを置くものは、文法訳読法も含めてすべて「Focus on Forms(sがついていることに注意。以降これをFonFsと表記します)」とよびます。この形式(多くはいわゆる文法の指導)中心の指導法であるFonFsの中には、文法訳読法と相まって、PPPモデルとよばれる指導の流れが日本でも取り入れられました。このPPPモデルは、「Presentation-Practice-Production」の意味ですが、日本でもよく行われるように、まず文法事項についての説明をし(Presentation)、その文法事項を音読したり書いたり問題を解いて練習し(Practice)、最後にその文法事項を使って文を作る練習をする(Production)、というような流れを指します。日本でかなり一般的な指導法なので理解しやすいと思います(ただし後にこのPPPモデルは後に述べるタスクを取り入れるなど、少し変化を見せます)。また、特にPracticeのときに口頭でドリル形式で何度も練習する(たとえば否定文を作ったり疑問文を作ったり、主語を変えたりする)ことで習得することを促すのがオーディオリンガル・メソッドとよばれており、日本でもよく行われています。日本では、これらのいずれか1つを選択する、というよりも指導の中に適宜組み込んでいくことが一般的です。これらの用語の関係性は以下のように表せるでしょう。
(1)Focus on Forms:基本的に教師主導であり、形式を学ぶことが中心
・文法訳読法
・オーディオリンガル・メソッド
・PPPモデル(ただし、PPPモデルは基本的に授業の進行の仕方を示したものであり、上の2つとは少し性質が異なることに注意)
・コミュニカティブ教授法の弱いバージョン→タスク支援型教授法(これについては後述)
このFonFsは日本では現在でも続いていますが、欧米では1960年代から別の指導法が徐々に脚光を浴びました。それがコミュニカティブ教授法です。これは、今までの形式中心ではなく、コミュニケーション能力を育てることを中心に据える、という名のもとに様々な広がりを見せました。インプット仮説で有名なKrashenの考え方をもとに生まれたナチュラル・アプローチもこれに含めます。バリエーションが多いので、どれがコミュニカティブ教授法だ、と一概にいえるものではありませんが、一応弱いバージョンと強いバージョンの教授法に分けて考えるとわかりやすいでしょう。弱いバージョンのコミュニカティブ教授法は、かぎりなくPPPモデルとオーディオリンガル・メソッドの組み合わせに近いのですが、productionの段階でタスクを用いてコミュニケーション活動を行うもの、と考えておけばよいでしょう(オーディオリンガル・メソッドでは結局形式的な言語活動に終始する、という欠点を克服したものとでもいいましょうか)。これをタスク支援型教授法ともいいます。ただし、このタスク支援型教授法は意味中心ではないので、FonFsに含んだほうがよいでしょう。また、強いバージョンのコミュニカティブ教授法は、内容中心教授法とよばれる、教科などの内容を指導することが中心となる教授法(いわゆるイマージョン教育やCLILを含む)や、タスク中心教授法とよばれる指導法があります。ここでタスクとは何かを見ておくと、松村(2012)によれば、与えられた言語使用の場面をもとに、学習者が主体的に関与し、目標言語を使用して設定されたゴールを達成する活動であり、言語の形式を無視してでもコミュニケーションによってゴールを達成するという成果に重きを置く活動のことです(p.8-9)。つまり活動ではどんなに間違った言葉を発していようと大きな問題ではなく、むしろ関心は意味内容がしっかり伝わっていて設定されたゴールが達成できたかが大事なのです。こういった意味で、かなり言語活動を狭く捉えたものだといえるでしょう。タスクについては松村(2012)を参照されたい。これらのコミュニカティブ教授法は意味に焦点を当てている指導法なので「Focus on Meaning(あるいはMeaning-focused Instructionともいいます。以降これをFonMと表記します)」。FonMについてまとめておきます。
(2)Focus on Meaning:基本的に学習者主導であり、意味を伝えることが中心
・コミュニカティブ教授法の強いバージョン→ナチュラル・アプローチ、内容中心教授法、タスク中心教授法etc
ちなみに弱いバージョンのコミュニカティブ教授法、つまりタスク支援型教授法は日本でも最近はかなり取り入れられていますが、これは実際には従来のFonFsと変わらないと考えるのが普通です。ただし、純粋なFonFsともいいがたいので、FonFsとFonMの間のブリッジ的存在という考え方もできるでしょう。さらに考え方によってはこれを発展させたものがフォーカス・オン・フォームだ、と日本では考える人もいます。
強いバージョンのコミュニカティブ教授法は日本ではほとんど受け入れられませんでした。しかし欧米では60年代から80年代にかけてかなり取り入れられ、そして問題が発生しました。意味内容が中心となりすぎると、形式がおろそかになり、いつまでも改善されない(なぜならある程度でたらめに話してもコミュニケーションには支障がないため)という事態に陥りました。そこで形式もやっぱり大事だね、と見直され、「じゃあ形式も意味もどちらも教えちゃえばいいじゃん!」という発想から生まれたのが、「フォーカス・オン・フォーム(以降FonFと表記)」です。FonFは簡単にいえば「意味中心のタスクをさせながら、生徒が上手に表現できなかった形式面をタスク中、あるいはタスク後に取り上げてしっかりマスターさせよう」というのが本来的な考え方です。これが1990年代から現在まで形を変えながら主流になってきています。
一応基本となるFonFの考え方は主に2つに分かれていて、本来的には即応的FonFとよばれる、タスクの中で、「おや、生徒がつまずいてるぞ。これをどうやって表現するのか、確認した方がいいな」とか「生徒の発言の中に文法的な誤りがあったぞ。これは訂正しておこう」と思ってその文法構造に修正フィードバックを与えてやる、つまり生徒のつまずきをその場で判断して取り扱うものを指しましたが、次第にあらかじめ教師がどの形式を指導するか、見通しをたてた上で行うものも事前計画的FonFと名付けてFonFと見なすようになりました。また、この即応的FonFと事前計画的FonFは、さらに事前に形式に関する指導をするバージョンと、タスク中やタスク後に行うバージョンにそれぞれ下位分類されました。
話が複雑になりますが、FonMに属しているはずの内容中心教授法やタスク中心教授法は時にFonFに分類されます。なぜなら内容中心やタスク中心の指導の中に形式の指導を加えるだけでFonFが完成するからです。このような意味でいえば、内容中心教授法やタスク中心教授法をFonMとFonFのどちらに属するか、などと考えるのは野暮なことでしょう。
また、このFonFはさらに日本型ともいうべき変化を遂げて用いられています。先ほどのFonMの弱いバージョンのコミュニカティブ教授法であるタスク支援型教授法も場合によってFonFとみなしたり、あるいは高島(2011)のように文法指導ありきの中に組み込んでいるもの、村野井(2006)はさらに拡張して「自律的フォーカス・オン・フォーム」という言葉を使って、自分で学習するときにFonFの考え方を導入しています(p.101-3)。
日本では意味と形式の両面(つまり意味を伝える活動であるタスクと、文法のような形式を明示的にせよ暗示的にせよ指導すること)を取り入れていれば、FonFだと考えている人が多いようです。実際、どんどんFonFの範囲は拡張されているので、専門家であっても「これはFonFだ!」と太鼓判を押すことは難しくなってきています。結局、日本では「これはよりFonFらしい。これはあまりFonFらしくないな。」程度のスケールで考えるのがよいのかもしれません。個人的には意味と形式の両面を取り入れていても、基本は授業のメインが意味中心でなければ(つまり文法などの形式の指導はあくまでも補助でなければ)フォーカス・オン・フォームとはよべないと思います。一応私の結論としては以下の通りです。
(3)Focus on Form:FonM+FonFs(ただしFonMに重点が置かれることが多い)
先ほども述べたようにFonM的な指導法は日本では普及しなかったので、突然降ってわいたようにFonFが登場したように感じてしまいます。また、多くの日本人は形式重視の教育を受けているので「タスクだけじゃなくて形式も指導するって、そんなのあたりまえじゃん!そんなの僕も/私もやってるし!」と思ってしまうのでしょう。しかし本当の意味でのタスクを授業で取り入れている人はごく一握りでしょう。
日本でフォーカス・オン・フォームやタスクを取り入れた教育を実践したいのなら、とっかかりとしては松村(2012)が必読文献でしょう。特にタスクとは何かをしっかり理解できると思います。
【参考文献】
Doughty,C&Williams,J.(eds). (1998). Focus on Form in classroom language acquisition. Cambridge: Cambridge University Press.
Fotos,S.&Nassaji,H. Teaching Grammar in Second Language Classrooms: Integrating Form-Focused Instruction in Communicative Context. ESL&Applied Linguistics Professional Series. Routledge.
Long, M. H. (1991). Focus on form: A design feature in language teaching methodology. In de Bot, K., Ginsberg, R. B., & Kramsch, C. (eds.), Foreign language research in cross-cultural perspective (pp. 39-52). Amsterdam: John Benjamins.
和泉伸一(編).(2009).『「フォーカス・オン・フォーム」を取り入れた新しい英語教育』.大修館書店.
高島英幸(編著).(2011).『英文法導入のための「フォーカス・オン・フォーム」アプローチ』.大修館書店.
松村昌紀.(2012).『タスクを活用した英語授業のデザイン』.大修館書店.
村野井仁.(2006).『第二言語習得研究から見た効果的な英語学習法・指導法』.大修館書店.
わりと古い記述であるのに、読んでくださりありがとうございます。そしてご指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。
正しくは『タスクを活用した英語授業のデザイン』です。
ご確認ください。