過労死防止基本法制定を求める署名にご協力ください!

大切な人を働きすぎから守るための法律をつくるために署名を呼び掛けています。

【記事紹介】朝日新聞12月27日 声「過労死防止へ 法律の制定を」

2014-01-09 23:25:54 | 記事紹介
過労死防止へ 法律の制定を
看護師 村上 加代子(大阪府 64)

 娘は私と同じ看護師の道を選びました。高度な医療で知られる病院に就職して一人暮らし。働き始めて4年目にくも膜下出血を発症、25歳でこの世を去りました。月80時間の残業が「過労死」の危険ライン。娘の場合、メールや同僚の証言などから、残業は88時間に及んだと推測します。7年間の裁判の末、公務災害と認定されました。

 子どもを亡くすのは、親にとって未来をなくすこと。悲しみがいえることはありません。 一家の大黒柱を亡くされたご家族は、どうして生活していこうかと途方に暮れておられます。

 三度と犠牲者を出したくない。こんな悲しみ、つらさは私たちだけで十分―― 。そんな思いから、私たち「全国過労死を考える家族の会」メンバーは活動しています。過労死をなくす法律の制定を求め、集めた署名を議員連盟にお渡ししました。野党6党が提出した過労死等防止基本法案の成立を祈りましたが、臨時国会は特定秘密保護法案で混乱。過労死の法案は継続審議となりました。与党は修正案を提出し、通常国会での成立を目指すそうです。今度こそ成立をと切に願っています。

 誰しも、健康に働くためには睡眠と休養が必要です。全ての労働者を助ける法律の制定へ、国民の皆様のご支援をお願い申し上げます。

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 全国過労死を考える家族の会の村上さんの投稿が、朝日新聞「声」欄に掲載されました。過労死で看護師をしていた娘を亡くした村上さんの思いがつづられています。ぜひご一読ください。



***「過労死防止基本法」制定実行委員会が求めていること***********************

  「過労死」が国際語「karoshi]となってから20年以上が過ぎました。
  しかし、過労死はなくなるどころか、過労死・過労自殺(自死)寸前となりながらも
  働き続けざるを得ない人々が大勢います。

  厳しい企業間競争と世界的な不景気の中、「過労死・過労自殺」をなくすためには、
  個人や家族、個別企業の努力では限界があります。
  そこで、私たちは、下記のような内容の過労死をなくすための法律(過労死防止基本法)の
  制定を求める運動に取り組むことにしました。

  1 過労死はあってはならないことを、国が宣言すること
  2 過労死をなくすための、国・自治体・事業主の責務を明確にすること
  3 国は、過労死に関する調査・研究を行うとともに、総合的な対策を行うこと


署名へのご協力のお願い
私たちは「過労死防止基本法」の法制化を目指して、「100万人署名」に取り組んでいます。
署名用紙」をダウンロードしていただき、必要事項をご記入いただいた上で、東京事務所もしくは大阪事務所まで郵送をお願いしたいと思います。

ネット署名も行っています。紙の国会請願用署名にご協力いただいた方でも署名していただけますので、ご協力よろしくお願いいたします。
過労死・過労自殺から大切な人を守るため、過労死防止基本法の制定を!

まずは過労死のことや過労死防止基本法を多くの人に知っていただきたいので、ツイッターでつぶやくなどして広めてもらえると助かります。
記事の一番下についているボタンからも気軽にツイートできますので、ぜひともご協力お願い致します!
 

連絡先】 ストップ!過労死 過労死防止基本法制定実行委員会
HP:http://www.stopkaroshi.net/
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