社説 過労死防止法/働き方見直す大きな一歩に
2014年08月04日月曜日
過酷な労働が原因で尊い命が失われたり、重い病にかかったりするケースが後をたたない。そんな「不健康な社会」に一日も早く終止符を打ちたい。
超党派の議員立法として提案された過労死等防止対策推進法が6月成立し、年内の施行が決まった。大切な家族を亡くし「自分たちと同じような思いをしてほしくない」と法制化を求めていた遺族らの . . . 本文を読む
5月23日の衆議院厚生労働委員会で、過労死等防止対策推進法の採決に先立って、「全国過労死を考える家族の会」の代表世話人の寺西笑子さんが参考人意見陳述を行いました。その全文をここに掲載します。
なお、委員会採決の前に、関係者が意見陳述することは異例のことです。
寺西さんの意見陳述のあと、過労死等防止対策推進法案について、後藤茂之厚労委員長から法案の趣旨説明が行われ、とうとう過労死等防止対策 . . . 本文を読む
勤労感謝の日 「過労死防止基本法」成立めざし 署名活動
MBS NEWS 2013年11月25日(月) 08時47分
勤労感謝の日の23日、大阪では、国に過労死の防止対策を義務付ける「過労死防止基本法」の成立を目指す署名活動が行われました。
署名を呼び掛けているのは、過労死した肉親がいる家族や、問題に取り組む弁護士でつくる「過労死を考える家族の会」のメンバーです。遺族たちは、過労死や過労自 . . . 本文を読む
2月28日、大阪弁護士会主催で『ブラック企業の見分け方と対処法』シンポジウムが開催されます!
過労死防止基本法制定実行委員会の事務局長・岩城穣(弁護士)と副実行委員長の寺西笑子(全国過労死を考える家族の会代表)、過労死企業名の公表を求める訴訟の弁護団・和田香(弁護士)が講師として参加するイベントです。是非ご参加下さい!
『ブラック企業の見分け方と対処法』
■日 時:平成25年2月28日( . . . 本文を読む
過労死がどういった企業で発生しているのかを明らかにするために、過労死を考える家族の会代表の寺西さんは2009年に、大阪労働局にたいして過労死として労働認定をうけた従業員がいる企業名の公開を求めました。しかし、情報公開法に則り開示請求を行うと、労働局はほぼ全てが黒塗りの文書を公開しました。
この不当な判断に対して、寺西さんは大阪過労死問題連絡会と共に、労働局のこの判断は違法だとして提訴しました . . . 本文を読む
2004年6月に同社主催のキス釣り大会で赴いた出張地の徳島で業務中にくも膜下出血により倒れ、35歳の若さで亡くなった報知新聞大阪本社元事業部員・塚野保則さんの過労死認定を求めた控訴審が9月19日午後1時15分から大阪高等裁判所72号法廷で開かれ、原告側の請求を棄却する判決が下されました。
この裁判は妻の塚野信子さんが新聞労連近畿地連と4人の弁護士による弁護団の支援のもとで争っていたものです。 . . . 本文を読む