[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

英国通信 20 Royal Border Bridge

2017-07-09 20:03:05 | [jp] 鉄道施設

世界で最も叙情的な鉄道構造物、と言われる、Royal Border Bridgeを見て来た。

この橋は、EnglandとScotlandの国境の街、Berwick upon Tweedにあり、Tweed川を28連の石造アーチで越えて、北岸のBerwickの街に達している。Berwickは城塞都市で、旧市街は函館五稜郭の様な防塁に囲まれていて、防塁は今でもほぼ完全な姿で残っている。城は防塁の外にあったが、城跡に駅が造られている。

橋はTweed川を南北に渡っている。南岸側には橋を見渡せる場所は無く、写真は横からか北側から撮るしかない。駅の近くに展望台があるが、北東からのアングルになり、夏場の早朝でないと順光にならない。よって今回わざわざ前泊した訳だが、生憎の曇り空で、満足な写真は撮れなかった。

 (写真はクリックで拡大します)

日曜の早朝で列車本数も少なく、効率も悪かった。IEPの運行が始まったらここに撮りに来ることにし、今回はその練習ということにしておく。見応えのある橋なので、行っただけのことはあった。夜はライトアップされるらしいが、そういった演出は余り好きでは無い。

因みに、この橋は、York, Newcastle & Berwick鉄道により1847-1850に3年以上掛けて建造されたもの。1846年にNorth British鉄道によりBerwickからEdinburghまで開通していたので、この橋の完成によりLondon - Edinburgh間のレールが繋がった。

 


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