[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

新車導入 HO LS Models Wagons Lits Type F 寝台車

2019-01-27 20:09:41 | [jp] 鉄道模型 欧州型HO

英国から帰国する直前に、Carlisleの模型屋で購入して、そのまま引越し荷物に入れてしまった車両。

Wagons Litsの英国乗り入れ仕様客車。Dover海峡をフェリーで渡り、倫敦まで直通。ユーロトンネル開業まで運用されていた。英国南部路線の狭小な車両限界に合わせて、短くて小さい車両をわざわざ製作。

模型は3両セットで、インテリアも細かく再現されている。大陸用オリ急編成に併結し、倫敦直通運用に充当する。

英国内での運行用にSouthern鉄道の蒸機と荷物車を増備。

今週届いたが、輸送中に床板が外れてしまった様なので修理する。

 

修理完了。ついでに別付けのシリンダドレン管とか取付。

London & South Western Railway向けに製造されたテンホイラ、Class N15。Southern鉄道に統合後にLondon - Dover間のボートトレインも牽引した。

 

【工房近況】

Pullman客車キット(或る列車)の組立中。台枠にクインポストを建てて、針金でトラスロッドを表現。最初に釣り糸を試したが、きっちり曲がらないので却下。輪ゴムで針金に適度な張力をかけて、接着剤で固定。車体は塗装工程。

 

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N組立式線路 2

2019-01-05 20:48:14 | [jp] 鉄道模型

工房再開後、大量の仕掛品の製作を地道に進めているが、色々と手を出して一向に捗らない。年内に何か完成まで持ち込みたかったが、年末進行が入って残業が増え、予定が狂ってしまった。

モデル倶楽部さんの曲線線路につなぐ地平駅ボードを設計し、ぼちぼちストラクチャを組んでいる。罪庫キットを活用し、ローカル駅舎、2面2線のローカル島ホームと貨物ホームを配置。

分岐はウニトラの大型(これも罪庫品)を充当するが、内蔵マシンは使わず、サーボモータ駆動を試してみる。

 

因みに組立式高架線の駅には、製作当時唯一入手可能だったLemacoのモータを採用。図体が大きいため分岐が集中している場所では配置に苦労する。駆動音も大きい。

 

2回路の接点がビルトインされているが、1回路は駆動モータの極性切り替えに使うので、残り1回路をリレーで2回路に増やして、レールへの給電切り替えと開通表示に使用。制御盤のスイッチで指令状態は判るが、操作結果も確認したかった。

 

 

追加製作したヤードには、独Conradのモータを採用。Lemacoモータよりコンパクトで、コスト半額。ケースから出ている腕が動き、線バネでポイントレールと接続。こっちは内蔵接点が1回路しか無いが、制御盤上の開通表示を省略して、フログの給電切り替えに使用。モータの極性切替ダイオードは空中配線。

このモータを標準部品として採用するつもりだったが、時代が進み、更に小型で入手容易なサーボモータが使える様になった。 

 

地平駅ボードに話を戻して、

ウニトラの分岐は、道床内部にソレノイドとフログ給電切換スイッチを内蔵。磁石をソレノイドの鉄芯に吸着させてトングレールを保持する機構はそのまま流用し、転換レバーに真鍮線で腕を付けて、サーボで駆動する。

 

写真では見にくいが、左下に真鍮線の腕を付けて引き出している。ソレノイドの配線は撤去。

サーボの制御は、英国製の鉄模専用制御基板を採用。数社から発売されているが、一番簡単そうな製品にした。

https://megapointscontrollers.co.uk/product/servo-controller-4r-board/

英国のショウでデモを見せて貰ったが、配線も容易で、サーボの動作範囲も個別設定出来て、使い易い。拡張性もあり、DCCとも繋がる。DCCもそうだが、日本の業界はこの手の分野が欧米より2周位遅れている。 個人で良い製品を出してくれている所もあるのだが。

 

 

 

 

 

 

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