[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

Rivarossi HO FS Ale 601 直流特急電車

2021-12-22 20:14:13 | [jp] 鉄道模型 欧州型HO

以前からebayで探していたが、ヤホオクでMc車2両+T車4両の6両編成が出品されていた。高価だったが何人もヲチしていたので、とりあえず開始価格で入札し、適当なところで降りるつもりでいたら、他に入札者がいなくて落札してしまった。

FS (イタリア国鉄)の特急電車で、昔イタリアで同系車を見て、気になっていた。落札後、先月の運転会に持参したが、駆動軸のピニオンが割れていて運行不可。回着後の回転試験台での試運転は問題なかったが、負荷が軽かったため異常を見落としたらしい。モータ車1両で5両牽引するのは荷が重かったか。

手持ち部品にぴったりのピニオンギアがあったので、交換して本日再挑戦。無事お披露目を果たした。

各車が両運転台で、1両から自由に編成が組める。貫通扉は外開きで、中から幌が出てくる。入手した模型は6両編成用になっていて、中間連結面は貫通扉が開いた状態(☟)でセット済。

実物は赤いカバーを開いて連結器を引き出すのだが、模型は台車からフック式カプラを伸ばしている。

 

欧州初渡航時に見た同系車。広い観音開き貫通扉と、隅に追いやられたパノラマ窓の運転台が強烈なインパクトで、脳裏に焼き付いてしまった。こいつは4両固定編成。

 

こいつはBR (旧英国国鉄)の Class 442 特急電車。実用本位で貫通幌むき出し。イタリアの直後にこいつも見て、ヒラメ顔?電車のことが忘れられなくなってしまった。

残念ながらこいつは完成品の模型が発売されていない。

 

因みに20世紀末に導入された後継車 Class 444 。Siemens製。平面ガラスの平凡な顔になってしまった。2扉のSmartな車で、嫌いぢゃない。

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【新車導入】Hornby OO LNER Class W1 No.10000 "Hush Hush" 水管式ボイラ蒸機

2021-12-19 20:17:49 | [jp] 鉄道模型 英国型OO

英国Hornbyの新製品。予約していたのが発売され4日で届いた。

旧LNERが開発した、水管式高圧ボイラ搭載機。当時としては最新技術の船舶用高圧ボイラを蒸機に流用したもので、ボイラの頂点に蒸気缶、両裾に給水缶を配置し、その間に多数の水管を配置。

高圧蒸気により小径シリンダで大出力を得られるが、煙管式と比べて緻密な制御が必要で、普及はしなかった。

模型は御覧の通り。こんな試作機をよく製品化したと思うが、蟻と同様にHornbyもネタ切れかも。従台車は外台枠で車輪の振れが制限されるので、あっさりフランジレスにしている。展示用のまともな従輪も添付。DCC準備工事済なのでサウンドデコーダ搭載するとして、果たして音源はあるのか?

 

追記

今日の運転会でお披露目。走りは静かでスムースでした。シリンダ直後のステップがホームに当たるというトラブルもあったが。

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする