[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

英国通信15

2017-03-26 20:51:07 | [jp] 鉄道模型

今日から欧州は夏時間。

先週NRMの帰りにYork駅の売店で模型本を購入。英国型O、OO、Nの製品紹介総集編で、最近発売されたもの、今年発売予定のものの紹介記事が集められている。毎年今頃発行される。

  

評価採点も書いてあり、参考になる。一昔前の野暮ったいプラ製品は軒並み辛口の採点だが、数年前からOO、N共に精密度が上がっている。昔の製品のリニューアルも盛んだが、どこも香港のメーカに外注しているので、見た目は蟻製品と変わらない。しかし、当然考証と設計は発注元がきっちりやっているので、蟻の「のようなもの」にはならない。

今年の目玉はやはりIEP。採点は未知数。

もう1冊。通販で独MIBA誌のニュルンベルク見本市特集号を入手。日本で取り寄せるより大幅に安い。

  

独語なので読めないが、各社の新製品が写真で一目で判り、気になる製品の記事はググル翻訳で読めるので、重宝している。毎年買って読んでいるので、書いてあることは大体判るようになってしまった。毎年TMSで訪問記を勿体振って小出しに掲載しているが、内容はMIBAで大体知っているので、読む気がしない。大体、新製品情報は各メーカのサイトに出て、自動翻訳もあるので、昔はさておき、TMSの記事を有難がる読者は少ないだろう。

毎年、見てるだけのMicro Metakit。模型は編成で走らせてナンボと思っているから、プラ製品、ダイカスト製品で充分。今年の目玉はACMEの伊ETR1000かな。

 

工房では旧キングスホビーのN客車キットを量産中。富士、燕、桜の編成が組めるだけのキットを買い集めて積んでいた。更に休業直前に発売された大型木製客車キットも、在庫一掃の時にまとめて購入。

 

 

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National Railway Museum (英国通信14)

2017-03-19 10:55:14 | [jp] その他

久しぶりにNRMに参拝してみた。

IEPの先頭模型が寄贈されたと聞いたので、見に行ってみた。0けーの隣にいた。

  

0けーの隣に、お役御免になったEurostarの機関車もいた。集電靴は撤去済。

EM2保存機が見たかったのだが、居たのはEM1の方だった。EM2は全機オランダに売られて行ったので、居るわけないね。

狭いところに押し込まれて、全体が撮れない。車体の左右が違うところを撮っておく。確か国鉄ED56もこうなっていたが、運転室の幅が機械室より狭くなっている。運転士より電気機器の方が大事にされてる?

 

歴代御召列車を展示。さすがに車内には入れないが、車体をベタベタ触れる。

 

York駅近くの公園で。まだ大人になりきれていない白鳥。

 

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ナニコレ珍百景

2017-03-18 17:22:32 | [jp] その他

 あ…ありのまま、今、起こったことを話すぜ。

 

 

 

今日。八百屋でミカンを買ってきたんだ。

早速むいてみたんだ。そしたら…

 

 

 

ナニコレ?

 

 

子ミカンが入ってやがった。

芯?も二重構造になっていた。

大きい方は甘くて美味かったぜ。

 

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【新車導入】HO Roco NS Mat '64 Plan T 4-car EMU 他

2017-03-11 21:00:05 | [jp] 鉄道模型 欧州型HO

 NS (オランダ国鉄)の犬顔電車。2両と4両編成があり、更新されて数年前まで現役だったが、既に全廃された模様。乗車は出来なかったが、物欲が村々と… http://blog.goo.ne.jp/photo/315712

 (クリックで拡大します)

Limaから大昔に模型化されていたが、出来が悪いのでパス。近年Pikoから2両編成が出ているが、折角だから4両編成が欲しくて、Roco製品をebayで探していた。前所有者がパーツを付けておいてくれたので、手間が省けた。高いだけあって状態は良好。これでHOのNS電車は4本目。

2両目の幕板の白帯が広い区画は1等で、隣の3両目パンタ下はスナックコーナ(?)。モハシだね。 

 

イタリアの振子電車ETR 610のHO模型が新生Limaから発売され、SBB(スイス国鉄)所有バージョンの基本4両を入手していたが、付属3両がようやく発売されたので、本家イタリアの模型屋から早速Get。基本編成は日本に置いてきたので、フル編成を組むのは帰国までお預け。 

 (クリックで拡大します) 

 

EU域内は今のところ関税は掛からないが、消費税は取られる。送料が安いので、トータルで日本に送るよりは安い。日本の模型屋で買うとカナーリ高くなっているし、入荷しないものも多い。

基本4両と同様に屋根上の高圧配線が後付け部品になっているので、チャッチャと取り付け。銅ブスバーの部分は銅色に塗装したいので、Hambrolを買いに行かねば。

7両編成でパンタを6台も積んでいるのは、イタリアからスイス、ドイツに直通するのに、交流15kV/25kV、直流3kVの3種類の電源に対応しなければならないため。客車列車の頃は機関車を交換すれば良かったのだが、電車は結構面倒。振子による車体の傾斜をキャンセルするため、パンタを油圧サーボで左右に動かすメカを搭載しているが、模型では浮き彫りであっさり表現。当然動作しない。

イタリアの振子電車の元祖ETR450は、JR九州の振子電車にも使われている、台車から櫓を立ててパンタを載せる方式だが、この電車みたくパンタが6台もあるとお客さんを乗せるスペース(=運賃収入)が減ってしまうので、苦肉の策で複雑なメカを積んだのだろう。造った人と保守する人の苦労が偲ばれる。

 

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英国通信13

2017-03-05 19:39:01 | [jp] その他

3月になり気候が良くなってきたので、近所を徘徊。

30分程ドライヴした所にBarnard Castleという古城があり、近くに19世紀の金持ち夫婦が私財で建てた美術館がある。

フランス系の家系で、建物と庭園はフランス様式。収蔵品は絵画、陶器、工芸品と多彩。主な収蔵品の、銀細工で機械仕掛けの白鳥を見たかったのだが、生憎倫敦の博物館に貸し出し中。知ってたら先週倫敦で見に行ったのに、残念。

陶器の猫1。

陶器の猫2。

おまけ。

先週、倫敦のトラ広場にて。隣国の大使館の目の前にケッタイな像を置かれて揉めている様だが、倫敦でも、カナダ大使館の目の前に巨大な「チッチキチー」の彫刻を置くのは、どうかと思うぞ。

 

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OO Heljan BR Class 77 (EM2) Exchange the pantograh

2017-03-04 23:21:32 | [en] British OO gauge Models

The orignal pantographs have functional and cosmetic issues. The biggest issue is the collector head that cannot be kept its horizontal position. DC kits supplies the replacement parts for EM1/EM2.

製品に付いていたパンタの見栄えが??で、動きも渋く、舟体がすぐに傾いてしまうため、ガレージメーカの交換用パンタをネットで探して購入。Pacerは、このパンタのついでにポチった。

The original pantographs are glued onto the roof tightly together with the insulator bases. Detach the original parts carefully by digging the glue from inside using a pin vice and a drill bit. Cut the insulators at the bottom using a saw and reuse the insulator bases.

元のパンタは碍子、パンタ台共々、屋根にしっかり接着されており、屋根裏から取付足をドリルで掘って接着剤を削り、何とか取り外した。パンタ台は再利用することにし、碍子を切り離した。

 

Drill the 2mm dia installation holes of the new pantographs at the centre position of the 4 holes for the original insulator bases. It's better to locate the centre position by using the template.

交換用パンタは中心でネジ止めなので、テンプレートで四隅の碍子取付穴の中心に穴あけ。テンプレートに裸電球が写り込んでしまったが気にしないでください。

 

The pitch of the insulators of new pantograph is a little smalle than that of original one, and the insulators of new pantograph don't sit on the insulator bases. So the insulator bases must be expanded by gluing small pieces of stylene rods.   

パンタ台のピッチと新パンタの足ピッチが合わないため、パンタ台をプラ材で拡張。

 

File the top surface of the base, and paint in similar colour.

上面を平らに仕上げて、類似色のHambrolエナメルで塗装。英国ではまだHambrolを普通に売っている。

 

Install new pantographs by screws. Fixed it!

交換用パンタをネジ止めして、完成。

 

The exchange works were complicated, but I'm happy with the results.

 

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