[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

台湾の休日

2020-05-05 19:18:07 | [jp] 旅行

武漢肺炎ウイルス感染拡大前まで、月2回のペースで訪台していた。往復の飛行機はいつも満席だったが、2月下旬になると乗客十数人になり、入境後はマスク着用義務付け、そのうち外国人入国禁止に。リモートでは片付かないことも多く、早く再開してもらわないと仕事にならない。

何度か、台湾で週末を過ごす機会があった。臺鐡苗栗車站(駅)の近くに車両を展示しているので、行ってみた。

往復は特急列車(自強號)で、所要2時間強。両端EL+PCの編成。新幹線より時間は掛かるが、結構な乗車率。

苗栗車站にて。600系EC。臺鐡の普通列車は殆どこの手の近郊電車になってしまった。

Shay。

日立製C-C DEL。他にも蒸機等を展示。小一時間あれば見て回れる。屋根付きで、保存状態は良好。

展示場の近くに留置?中のC-C EL。実は最近C-C 機関車沼に嵌っている。

ナローの展示車両。横から見ても前から見ても凸形DL。

苗栗車站構内留置中の、客車転用救援車。

 

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オランダ鉄道博物館 (予告編)

2018-07-02 20:54:20 | [jp] 旅行

フォトチャンネルに上げる前に、道中記を書いておく。

Schipol空港地下にオランダ国鉄(NS)の駅があり、各方面行の列車が頻繁に出ている。Amsterdam中央駅行きに乗ってしまうと遠回りになるので、Amsterdam南駅を経由するIC列車に乗車、40分程でUtrecht中央駅に。

鉄博は廃止された駅を転用して開設されていて、開館日は中央駅から1時間に1本シャトル列車が運行されている。直接行ける線路は無いので、市街の周りを半周し、途中で進行方向を変えて、博物館への支線に短絡線で転線、という面倒なことをしている。

 

シャトル列車は家族連れでほぼ席が埋まる程。旧駅ホームにも車両を展示。

 

旧駅舎。入場料約2千円はちと高いが、地元住民には割引がある模様。

構内はそれほど広くない。1時間もあれば展示車両は大体見て回れる。子供向けアトラクションが多いので、家族連れは結構楽しんでいる様子。

実物を見たら模型が欲しくなる病の症状が出てしまった。その話は別途。またつまらぬ物を買ってしまい、大人しくAmsterdam中央駅のバーでハイネケンを飲んで、夜の便で撤収。

 

オランダ鉄道博物館

 

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英国通信 32 Scarboroughに行ってきた

2018-06-03 16:30:32 | [jp] 旅行

5月末に3連休があり、近場で骨休めということで、嫁とScarboroughに行ってきた。

Yorkで乗り換えて、2時間ちょっとで到着。

今では定期列車が1時間に2本の寂れた駅だが、英国ではそこそこ有名な行楽地であり、昔は3社の路線が乗り入れていた。列車本数の割に多いホームや、今は使われていない別棟の駅本屋とかに、過去の栄華の名残が見られる。

北海に面した砂浜と、軒を並べるパブやゲーセン。結構な賑わい。

 

市街地は高台の上で、海辺に降りるためのケーブルカーがある。 

レールの上を走る乗り物には、とりあえず乗ってみる。片道1ポンド。

運行終了後、カゴは坂の真ん中に留めておく。

 

ケーブルはもう一箇所あったが、廃止されて喫茶店になっていた。 

 

North Bay Railway。市街地の外れにある。機関車はBR蒸機のミニチュア数両と、写真のナロー?機が在籍。 乗車10分弱で終点。

https://nbr.org.uk/ 

 

終点近くには水族館があり、人間を見ると近寄ってくるペンギンやお疲れモードの海亀とか、海月の水槽とかを眺めていた。 

 

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Bristolに行ってきた話

2018-05-20 10:28:22 | [jp] 旅行

Bristolでは、Floating HarbourとSS Great Britain博物館を見てきた。

Bristol Temple Meads駅。奥の時計台の所が現在の入り口。London−Bristol間が開業した時は、左側の建物の頭端式ホームの方を使っていたが、西に延伸する時に右側のカーブしたホームに移り、頭端式ホームは休止。今は駐車場とパブになっている。

BristolはAvon河を遡った所に発展した港湾都市だが、河港の宿命として渇水期に大型船が岸壁に着岸出来なくなる問題を抱えていた。産業革命期に、地元資本により河港の下流側に閘門を建設し、水位を一定にして、一年を通して大型船が入港出来る様にした。水位が河水面から高く保たれていることから、Floating Harbourと命名。
既に貿易港としての役割は終えているが、港湾設備は産業遺産として維持され、遊覧船やプレジャーボートの泊地として利用されている。

岸壁には引込線の跡とか古いクレーンとか。クレーンは骨董品レヴェルで、お好きな方には堪らないもの。

引込線跡では入換蒸機が保存運転。

SS Great Britain号。かのI. K. Brunelが世界初の全鉄製外航船として建造し、大西洋航路で運航。引退後、南米で倉庫として使われていたのを、Bristolまで回航して復元し、ドック跡に保存。

ドックには水を張ってある様に見せ掛けて、喫水面にガラスを張って水を流し、ドック内は船体保護のため乾燥空気で満たしている。底に降りて船体を見られる。船体は錬鉄板をリヴェットで継いでいるが、腐食が酷く穴だらけ。キールは木製だが、これもボロボロで崩壊しそう。

近代産業遺産をここまで大切にする英国人の懐の深さは立派。


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Great Western Railway Class 800 試乗記

2018-05-09 12:52:42 | [jp] 旅行

色々悩んだ末、またASUSのNetbookを買うことに決定。ディスプレイが360°回ってTabletにもなる奴。国内勤務の同僚に代理購入してもらい、出張のついでに届けてもらって、目出度く更新再開。


日本のGW期間中は、日本からのレスが来ないため英国駐在員は仕事にならない。そんでもって有給を取って、念願のIEP試乗に行ってきた。

London Paddington - Bristol Temple Meads間を往復。IEP投入列車は事前に伝手を頼って調査済み。

Paddington駅にて。1箇所違いがあります。

運行開始時はReadingまで電化、そこから先はディーゼルだったが、その後電化工事がDidcotまで進展し、Didcot Parkwayで電源切り替え。本来は運行開始までにBristolまで電化される筈だったが、何事も自分本位マイペースな英国人、相変わらずちんたら工事している。

電化区間はClass 395の様なスムースな加速で200km/hまで引っ張る。加速中はモータ音が響くが、気に障る様な音ではない。ディーゼル区間では、さすがに加速が悪い。5両にエンジン3台で2MWしかパワーが出せないため、モータ出力を半分も使っていないので仕方無いが。それでもHST125より加速は良いので、途中停車の多い列車では運転時分を短縮できるだろう。エンジン音は思ったより静かで、モータ音の方がうるさい位。

First class車内。

Standard class車内。

First ClassとStandard Classの両方に乗車した。どちらもMk3、Mk4客車と遜色ない。Standardのシートピッチは飛行機並に狭く、新幹線とは比較にならない。椅子のクッションも硬めで、リクライニングもしないので、長時間乗車で尻が痛くなりそう。これが英国流なので仕方ないか。座席指定は各席毎に指定が入っている区間が表示され、空席には緑ランプが点く様になっているが、乗車した列車では表示システムが使えず、昔ながらの紙札を挿す方法だった。これは他の路線でも日常的に起きているので、座席予約システムの問題だろう。

Firstでは飲み物と軽食の無料サービスあり。珈琲紅茶は紙コップで持ってくる。East Coastではカップだったが。朝の列車では英国式朝食が出されるらしい。Standardでは車販のワゴンが来る。

腰掛にはコンセントとUSBソケット装備。早速カメラの電池を充電。

電化工事はSwindonまで進展していたが、Swindon駅構内が一部未完で、電気運転はDidcot Parkwayまで。Swindonから先は、Bristol Parkwayに向かう線区の工事が進んでいる様だが、Bath Spa経由の線区を通ったので、状況は見ていない。Bath Spa経由の方は、Chippenham付近まで電柱が建っているが、その先は殆ど手付かず。Bristol Temple Meads駅は電化する気配も無い。この調子だと、Bristol Parkwayまで電化開業するのに半年以上掛りそう。

 

Bristol Temple Meads駅にて。

女王陛下の003編成が居た。

塗装更新前のHST編成。

ホームに居た鴎にガン飛ばされた。


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Hamburgに行ってきた話 4

2018-04-05 19:11:26 | [jp] 旅行

最終日、空港に行く前にHamburgの昔のターミナル駅、Altona駅に行ってみた。昔は優等列車が発着する主要駅だったが、今はたまにICE、ICが来るだけで、ローカル列車主体になっている。

駅の隣にS Bahnの基地がある。一つ目電車の巣窟。

試運転中の新車を見ることが出来た。

ドイツのS Bahn電車は都市毎に特色があり、面白い。

 

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Hamburgに行ってきた話 3

2018-03-23 21:11:03 | [jp] 旅行

Munautr Wonderland訪問後、Hamburg歴史博物館にあると言うOゲージレイアウトを見に行った。

地元の模型クラブがHamburgの主要なシーンを模型化したもので、博物館の入場料が必要だが、レイアウトは追加料金無しで見られる。 1日数回展示運転している。 

約30分の運転時間に、各時代の代表列車を順次運転。蒸機は発煙、サウンド装備で、見応えがあった。一部スケール違いの車両が混ざったりしていたが、御愛嬌。 

行き帰りに利用した地下鉄(U-Bahn) 。 

Minatur Wonderlandの最寄駅。高架橋がいかにも戦前からある様なリヴェット構造で、雰囲気満点。こういうの大好きなので、暫し見物。車両は更新されている。

一部に溶接構造の近代的な橋梁もある。戦災復旧だろう。

Minatur Wonderlandでこいつの模型が走っていた。市内の模型屋で購入可。

https://www.stadtimmodell.de/en/schienenfahrzeuge-h0-und-n/u-bahnmodelle-h0/dt-5-modelle/u-bahntriebwagen-dt5-303-hamburg-h0-dc-353-detail.html

 

 

 

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Hamburgに行ってきた話 2 - Miniatur Wunderland

2018-03-18 17:23:49 | [jp] 旅行

HOスケールの巨大レイアウト、Miniatur Wunderland。大混雑、長蛇の列、という脅し文句が公式や行った人のブログに書いてあるので、念の為前泊し、開店直後に凸。幸いサクサク入れたが、しばらくすると館内は満員になった。

欧州各国をテーマにした大レイアウト。

イタリア編のターミナル駅。

定期的に部屋の照明を落として夜景を演出。奥の方で赤く光っているのは火山の噴火。

地中海沿岸?

空港ジオラマもあり、飛行機がタキシングー離着陸する。余興もあり。 

スイス編の山岳風景。 

ドイツ編のターミナル駅。 

北欧編の港。海には水が張ってあり、船舶は(多分)ラジコンで航行。岸壁に静かに着岸していた。

細部まで作り込まれたレイアウトは見ていて飽きないが、更にあちこちに細かいネタが仕込んであり、模型に興味が無くても楽しめる。自動車もストーリィを持って動いている。これだけのレイアウトと車両類を金を取れるレヴェルに維持するだけでも大変だろう。

続く。

 

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Hamburgに行ってきた話 1

2018-03-17 21:14:58 | [jp] 旅行

先月、溜まっていた休暇を消化するために、同僚とHamburgに行ってきた。

往路は夕方Copenhagenに飛んで、翌朝のHamburg行きEuroCity (国際列車)に乗車。

早朝のCopenhagen中央駅にて、DSBのディーゼルInterCity列車。

丁国Lolland島のRødby Færge駅にて。Copenhagenから乗車したEC列車は、ここからフェリーで海を渡る。数少ない車両航送を体験したくて、わざわざこの経路を選択。3車体連接のゴム顔DCを2編成併結。

Rødby Færge駅構内。Great Belt Linkの橋とトンネルでCopenhagenのあるSjælland島が大陸と結ばれるまで、ここと独逸を結ぶフェリーが主要ルートだった。今では見る影もなく、広大な貨物ヤードの跡地が広がる。

列車がフェリーに積み込まれて、出航。車両桟橋を振り返って1枚。

すれ違うフェリーを船内から。両運転台?で、港での回頭は不要。車も列車もバックせずに乗降出来る。フェリーの所要時間は約50分。

車両デッキ。列車の乗客は狭いホームに降りて船内に。デッキの長さは列車とぴったり、というか船に合わせて車両を作ったのか。同じデッキにバストラック乗用車と同居。船内にはレストランや免税店があって退屈しない。

独逸側のPuttgarden港駅で下船し、所要5時間でHamburgに到着。この区間のEC列車は1日数本あるが、乗車した列車は半分程度の乗車率だった。

 

Hamburg訪問の目的はMinature Wonderland。

続く。

 

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瑞西に行ってきた話

2017-11-07 19:46:45 | [jp] 旅行

 御多分に漏れず、K社の偽装騒ぎが大陸を飛び越えて飛び火してきて、それでなくても忙しいのに対応に追われて、先月やっと一息つけた処。IEPの営業運転が始まったので乗りに行きたかったが、それ処ではなかった。営業初日にやらかしてしまったが、当地では、日立にはガッカリだぜとか、やっちまったなとか、キツいことを言われる一方で、やっぱり英国製はアカンとか、日本製にしとけば良かったのにとか、自虐コメントも結構出ているところに、英国人の余裕を感じる。

初日のトラブルも、ソフトのアップデートしてなかったとか、エアコンの排水管が詰まってたとか、アレレな理由でやっちまった様で、もう何と言っていいやら。幸いあれ以後は順調らしいので、ほとぼりの冷めた頃に乗りに行くことにする。模型の方は年内発売予定らしい。

という訳で、アップする暇が無かった、夏休みにスイスに行ってきた時の写真を今頃。スイスパスを買って、嫁と乗り鉄の旅。

Interlaken Ost駅にて、SBBのIC2000列車。N模型所有。 

EW IV客車編成。これもN模型(パノラマ1等車入り)所有。 

瑞西各地にいる、新型2階建電車。

若い娘山の途中まで登る登山電車。支〇人の団体で混雑していた。写真撮っただけで乗車はしていない。 

Brienz駅にて、Brienz Rothorn鉄道のアプト式蒸機。平らにするとお湯がこぼれるので、駅構内も勾配あり。こっちも乗車はしていない。

こっちの乗客は西洋人ばかり。

BrienzからLuzernまで乗車した電車。一見普通の電車だが、これもアプト式で、峠道をガンガン登ってゆく。 

避暑に行った筈だったが、半端なく暑かった。瑞西は高原だから涼しいと言った奴、廊下に立っとけ。 

 

 

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