[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

英国通信 5

2016-10-23 20:54:11 | [jp] 鉄道模型

買い物帰りに商店街の外れから見上げた、国鉄の高架橋。いつでもこんな風景を見られるので、英国も捨てたものではない。列車が居るところを撮りたいのだが、本数が少なくてタイミングが合わない。これから暗い季節になるので、春になってからか?

 

ポンド処分模型爆買い活動の一環で、近くの港町Hartlepoolの模型フェアに出撃。地元模型クラブが大学講堂のロビィを借りて、こじんまりと開催していた。

ホールや通路に出店や地元クラブのレイアウトが設置されていた。出店の顔触れは近隣の模型店が多かった。

 

Oゲージのセクション。細密という程ではないが、丁寧に作り込まれて、良い雰囲気。

 

OOの製鉄所レイアウト。鉄鉱石アンローダの古風なメカに惹かれた。

Nの駅モジュール。建物は欧州製だが、細かいことは気にしない。 

 

港の風景。定期航路のターミナルが閉鎖されていたりして、寂しい雰囲気。海が見えるパブで昼食。本日も大した戦果無し。

 

【本日の衝動買い】 British N (1/148)のDeltic新古品?を購入。サウンドデコーダを載せて、Delticエンジンの音(実物を聞いたことはないが)を轟かせたい。

 

フォトチャンネルに飯田線を追加しました。大学生になり本格的に撮り始めた頃は、既に旧国の末期で、マイベストオブ国電80系は一足先に置き換えられた後だった。子供の頃に乗った電車は80系ばかりで思い出深く、本線から撤退後も豊橋に行けば居たのだが、残念。 廃車後に安置場にも行った。何故日本ではこの手の車両を保存出来なかったのか、英国の保存鉄道を訪問する度に、無念になる。

 

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Heatherslaw Light Railway (英国通信 4)

2016-10-16 19:07:04 | [jp] 旅行

England最北!という蒸気鉄道に行ってみた。Heatherslaw Light Railwayという。Berwick-upon-Tweedという、有名な石橋がある街の近くで、その先はScotland。

 

始点Heatherslawは川辺の粉挽き工場の近く。観光地にもなっていて、水車粉挽きの見学、小麦粉の直売、Tea Roomとかある。ここの小麦粉はパンを焼く人の間で結構有名らしい。

 

鉄道の方は、軌間15 inches のナロー。保存鉄道ではなく、地元の鉄な地主が、自分の牧場に線路を敷き、機関車を拵えて運行している。ある意味、とても羨ましい。こんな田舎だが、発車前にマイクロバスが来て、地元?の子供達がわらわらと乗車。

 

沿線風景、といっても、片側は川で、反対側は牧場。牛がのんびり反芻中。

  

終点Etal城。城といっても小さな古城の廃墟があるだけ。機関車を外して転車台で人力転向。寒いし雨模様だったので、城には行かずに、来た列車で折り返し。帰りは小生と、親子一組だけ。

 https://heatherslawlightrailway.co.uk/

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【最近の新車導入】

2016-10-10 20:27:17 | [jp] 鉄道模型 欧州型HO

相変わらず仕事は問題山積みで、気晴らしにネットショップを覗いたりしていないと持たない。ユーロの買い物も早くしないとポンド安や自由貿易撤廃のとばっちりを受けそうなので、積極路線に転換することに。

 

言わずと知れた独ICE3。名車500系新幹線と同じデザイナが手掛けて、スタイルに一脈通じるものがある。天賞堂/海龍の500系と並べたくて、以前から欲しかった車両。PIKOの4両セットと増結車がebayにまとめてお手頃価格で出ていたので、ポチッとな。1等パンタ無し車が足りないため、何とかすべく思案中。

 

伊ETR200原形車。小生どうもこの手の流線型車両を見ると惹かれてしまう。更新改造で一つ目にされた後の車は好きになれないが、模型は原形車の方が入手難で、ebayで何度も競り負けていた。今回思い切って突っ込んだら、案外あっさり落札。状態も良好で、 ポンド急落前に決済出来たので、ラッキィであった。

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英国のEU離脱による影響 (英国通信 3)

2016-10-09 15:45:55 | [jp] 鉄道模型 英国型OO

いきなり模型ブログに相応しくないタイトルだが、当工房には深刻な影響がある。

英国赴任直前に、国民投票で大番狂わせな結果が出てしまい、仕事の方はさておき、英国に前回駐在時のポンド預金を置いてある小生としては、開票日にポンド相場が目の前で暴落するのを見て、OTZ 。

 

今度もポンドで給料を貰っているので、帰国する時に相場がどうなっているかが、老後の資金にダイレクトに影響するのだが、今週末に新首相のおばさんが要らん事を言ってくれたお蔭で、またしても暴落 OTZ 。

 

今後どこまで落ちるか想像できないポンドをちまちま貯め込んでいても空しいだけなので、ポンドは英国で使ってしまえ、こうなったら爆買いしてやる、と決意。早速隣街で開催された模型フェアに突入。

   

フェア会場は国立鉄道博物館の汁丼分館。例によって蒸機列車の体験乗車をしているが、乗客を客車ではなく車掌車に乗せてしまうところが英国流。どこぞのバラック客車よりは、こっちの方が価値はある。

      

 館内は、展示車両の前に模型店の出店や地元クラブのレイアウトが店開き。工場地帯モジュールにはリアルな鋼滓車が。

 

何故かプラレール。英国にも愛好者がいるらしい。

爆買いしてやる!と意気込んで来たが、英国型で欲しい車両は一通り入手済なので、目ぼしいものは無い。それでも折角なので、OOのプルマン客車を数両購入。これには理由があるが、また後日。この客車、標準装備でテーブルのスタンドが点灯する。2個のLEDから光ファイバで導光し、ほんのり光る。 他に工具店で接着剤とか購入。ヤスリとかは充実していたが、残念ながらタップは無かった。

 

【模型工房から】

数ヶ月前に、出張の合間に汁丼を訪問したことを書いたが、その際ミュージアムショップでDelticのOO模型をしげしげと眺め、結局買わずに帰った。Delticも曰くありの機関車で惹かれるものがあるが、それよりDelticの隣に飾ってあったClass 40の方が気になった。英国国鉄DL全盛期の車両で、1C-C1の堂々としたスタイルに心を動かされたが、仕事で煮詰まっていた時期で物欲スイッチが入らず、結局買わずに退散。

仕事の区切りが付いた後で、やっぱり気になり、結局ebayで中古を落札。安値出品されていたので予想はしていたが、屋根が割れて手荒く補修してあった。当工房で改めて補修中。写真は補修途上で、ガラスパーツも外して研磨中。

 

フォトチャンネルに先週訪問した保存鉄道の写真をアップしました。

 

 

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