[Capricious Model Rail Factory] ** 気まぐれ鉄道模型工房 **

European/British/Japanese railway modelling in OO/HO/N

工場移転

2016-08-13 23:55:40 | [jp] 鉄道模型

久しぶりに更新する。多忙でブログを書く時間をひねり出せなかった。

4月に、英国の出張先から更新したりしていたが、実は去年から英国転勤を打診されていた。6年前に英国駐在から帰国して、次の世代も育っているので、次はないだろうと思っていたのだが。この年で海外派遣となると、片道切符になる可能性大で、更に去年は公私共々色々あって転勤どころではなかったため、各方面に工作して先延ばしにし、頻繁に出張して何とか取り繕っていたが、ついに先月転勤命令が出てしまった。ビザとかバタバタと準備し、お盆休みを利用して引っ越し、赴任と相成った。2度目なので勝手は知っていて気楽ではある。

新居は英国イングランド北部の田舎町。英国は街がコンパクトに出来ていて、徒歩で日常生活の用が足せるのは有難いが、勤務先が更に田舎にあり、毎日車で通勤することになった。

当然、工場移転となるため、先週末で操業を止め、工具、資材を梱包し、昨日発送した。設備を全て持って行けないため、移転先での操業はかなり限定される。当面は溜まったキットをせっせと組むことにする。

今年は多忙で家を空ける日も多かったとは言え、仕事ばかりでは煮詰まってしまうため、家に居る時は何かしら模型をいじっていた。 (写真はクリックすると拡大します)

模型愛好家団体繋がりで、大先輩の鉄道から譲渡されたカツミのパシナ。当然DCCサウンド化するので、モータ換装と集電性能改善を図る。オリジナルの棒型モータでも走るが、固いゴムチューブ伝動で軸バネ可動効果を打ち消していた。

改造中の状況。自在継手伝動に変更し、モータにはトルク反力しか掛からなくして、ゴム板を挟んだ防振支持に。ギアボックスは反力受けを追加したが、写真は試作品で、上下動を阻害しないものを考案中。動輪の軸バネは車体質量と比べて硬すぎて役に立っていないので、3点イコライジング化。第2、第3動輪のスポークの間に未塗装のイコライザが見えている。作業はここで中断。車体も文献を漁って濃藍色に塗り替える予定だが、クラブの先輩に先を越されてしまった。

在庫(罪庫?)キットが山程有るのに、Maxモデルの燕客車キットを予約してしまった。後悔はしていない。牽引機が要るため、オークションでC51の不動品を落札し、パシナと並行してレストア中。

組みかけ、モータ無しキットを落札し、去年からぼちぼちレストアしていたED15。初の純国産電機ということで、1両欲しかったもの。缶モータを装着、絶縁側車輪に集電ブラシを追加し、走る様になったが、まだギアの当りが取れていない。車体はぶどう色1号に塗り替え予定。こいつに牽かせる紙製木造客車(どっちやねん?)も落札しレストア済。

今年の衝動買い。

Rivarossiの新製品。イタリア国鉄ETR450振子電車。若かりし頃に欧州出張した際に乗車し、洋モノに目覚める切っ掛けとなった罪深い(?)車両。当時まだ営業運転していた。Limaの模型を度々目にしていたが、高い割りに出来が日光の手前で、購入を躊躇っていたが、今回のモデルは即決! コネクタ付連結器の作業は冷や汗ものだが、流石に走行はスムース。

ebayで落札したオランダ国鉄の連接電車。赤く塗って名鉄電車にしてやろうと思ったが、緑色も違和感無いので、このままローマン書体のナンバを貼ってやる予定。軌道線直通急行運用(地上駅時代の連絡線経由。常滑発本揖斐行とか)を考えたが、あの岐■市が大型車の市内線乗り入れを許可するわけ無いか。 連接とは言え、徹明町の交差点を曲がれるか、という物理的な問題もあるが。

次回から英国工場通信を書きます。このブログを開設したのが倫敦勤務時代だったので、因縁を感じる今日この頃。スライドとスキャナも発送したので、昔の写真もぼちぼちスキャンしてアップします、多分。(そんな余裕があるのか?)

 

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