らい君とわたしのさんぽ道

いすみ市内に在中し、盲目のラサ・アプソ犬らい君との散歩道で出会った、花と諸々の出来事を掲載したいと思います。

花野辺の里のクマガイソウ

2011年05月07日 | 野の花
連休中に一人で花野辺の里に行ってみました。



花がいっぱい咲いているとの情報でしたが、ひと山丸ごと花の里でしたね。



受付をしてから竹やぶの小道を、順路に従って歩いていきます。







今盛りのエビネランがいっぱい咲いています。












赤い橋を渡っていくと、真っ赤なシャクナゲが咲いています。



























更に進むと、大木の陰でひっそりとクマガイソウが咲いていました。


幻のようですよ。






















順路にはこのように、短歌や俳句がいっぱい書かれていて、読みながら歩くのも


楽しかったですよ。






      ふり返る心のゆとりも


           ないままに


       あっと過ぎたし
 

           五十路の春よ












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6 コメント

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Unknown (しろねこ仙人)
2011-05-07 17:28:58
花野辺の里は入場料分の価値がありそうですね。
嵯峨野のような竹やぶを歩きながらシャクナゲ色に
黄昏れて、熊谷直実や平敦盛のむかしに思いを馳せ、
自らの行く末を考えてみる・・・

う~ん、私には似合わない!


クマガイソウ、能満寺でも咲いている頃でしょうか。
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花野辺の里にロマンを感じる (取手の暇人)
2011-05-07 17:55:33
ひと山丸ごと花とは羨ましい限りです、
『花野辺の里』という名称は響きのいい命名だと思います。
エビネランは見事に咲いていますね。
こちらでは未だ固い蕾のままです。
クマガイソウの名前は知っていましたが、花を見たのは初めてです。
クマガイソウの花は、源平の時代の武士が背後からの矢よけに背負ったという布製の袋(母衣)に
本当に似ていますね。

今年の春はあっという間でした。
最後の短歌は、何かと大変なうちに過ぎた春を上手く詠んでおられます。

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Unknown (ヲアニー)
2011-05-07 21:46:37
絶滅危惧種のクマガイソウですね。
ぽせいどんさんに、これが咲いているいすみのお寺に案内してもらったことがあります。
気さくな住職さんで、山陰写進化狂会の役員線香委員長に就任してもらってます(笑)
花野辺の里には、竹やぶもあり、本当に美しいかぐや姫が出てきそうな雰囲気ですね。
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しろねこ仙人さんへ (さなえ)
2011-05-08 13:30:18
入った時から、山野草が目はいり地べたばかり
見ながら歩いていたもので、全体の写真を撮り忘れました。
四季折々に行ってみるのも面白そうです。

満能寺では一輪草も咲いていましたね。
あそこのほうが群生していますよ。
ここは2.3箇所で見つけたのでこれからで
楽しみです。
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取手の暇人さんへ (さなえ)
2011-05-08 13:35:42
5年位前にこの山を買った女性が、花の里にしたそうです。キャンプ場もあり家族で楽しめますね。
クマガイソウは撮れたので今度はアツモリソウを探したいです。

お昼に山の上の食堂で、とっても美味しい金目鯛の煮つけを食べました。そこに書いてあった
短歌です。私のことかしらと食べながら読んでいましたです。
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ヲアニーさんへ (さなえ)
2011-05-08 13:42:06
ポセイドンさんに教えていただき一昨年私も行きましたよ。
マクロの初撮りがクマガイソウだったんです。
絶滅危惧種が、期待していないところで見れたので感激です。もちろん人の手で移植され管理されています。

勝浦なので、里にはお雛様の家もありたくさん飾れていましたが、人形より山野草のほうが興味がありますね。
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