なんといってもMGシナンジュ販促用描き下ろしイラストが載ったB2ポスターが必携でしょう。
黄色~朱色まで、様々な色味の赤で描かれた鮮烈なもの。
微妙にブレのエフェクトも加わっています。
昨年のユニコーンのポスターと並べて飾りたいですね。
ガンダム30周年に寄せられたコメントもあります。
「ユニコーン」メカ解説は、盛りだくさん。
ハイザックのバリエーションと艦船。
ハイザック・カスタム
ハイザックのカスタム機(強化型)です。
基本的には左ページに掲載されているカトキ版(MG版に近い画稿でしょうか)の
ハイザックをベースに、カスタムの特徴を盛り込んだものです。
今回も機体そのものにはカトキ氏独自のディテールはありませんが、
ビーム・ランチャーはシルエットはそのままに、ディテール・アップされています。
(頭部の口部分がちゃんと長くなっているあたりがポイントでしょうか)
あまりに自然なブラッシュアップなのでどうってことないように思いますが、
アニメ設定を改めて見てみると、フォルムの洗練さの違いに愕然とします(^^;)
アイザックは、知られざるカトキメカ。
つまりはカトキ氏自身のアップデート稿ということになります。
プロポーションをMG版にそろえたことに加え、
「ユニコーン」用に下肢の外側を形状変更、作品世界の衣装を揃えるため、
“袖つき”の手首ガードが追加されました。
さらにはホビー・ハイザックまで。
これまた、基本のパーツ構成は「逆シャア」のものと同一ですが、
出渕ラインは全身に渡り、調整されています。
一見、同じように見えるコックピット、腰、大腿部などの形状も
微妙に異なる(アニメ画稿準拠)なのに注目です。
カトキファンとしては今回の見所はハイザックにはなく、艦船群のほう。
初出なのが細部が潰れているのが惜しまれるチベ改に、ドゴス・ギア級です。
チベのほうは「MS IGLOO」用のものがベースになっており、
それにMSデッキなどの改修が施されているのは(「Z」での)設定通り。
ドゴス・ギア級のほうは、「0083」でのアレンジ
(厳密には同一艦ではなくバリエーション艦です。カトキ氏ではありません)が
消し飛ぶほどの格好良さ。
ラー・カイラム級と同一の砲塔、ミサイル発射口などのディテール、
基本は直線的でありながら微妙に入った3次曲面、グレーの艦隊色など、
「0083」でアル・ギザを見た時と同様の衝撃です。
…これだけ小さい画稿も多い「ユニコーン」の設定画。
ぜひとも完結の折には設定集を出して下さい!お願いしますm(_ _)m