ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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腐女子同人誌出版「ふゅーじょんぷろだくと」編集者を社長が辞めさせず兼業の末に自殺

2014年02月25日 | Weblog

 同人誌出版社『ふゅーじょんぷろだくと』編集者の松方美穂氏(仮名、自殺時26歳)は、社内の内紛に耐えられず退職したが、半年後に主要スタッフが一斉に抜けたため、急遽、同社社長の才谷遼氏に事実上の編集長になるようしつこく請われた。松方氏は意中の出版社の採用試験を受けていたので2か月間だけ暫定的に働くことを応じた。その後、望んでいた出版社「雑草社」の採用が決まった。しかしそこは才谷氏と遺恨のある会社だった。松方氏は社名をいわず去りたかったが、才谷社長が一向に辞めさせず、松方氏は内緒で兼業するハメに。こうして月147時間の時間外労働のなか、ついに才谷社長が兼業を知り、松方氏に4時間の説教を続けた。その半日後、松方氏は自殺した。
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【Digest】
◇中学から愛読していた同人誌の編集を担当
◇社長に言っても辞めさせてもらえず望まない兼業に…
◇「高尾山で遭難したり失踪したりする計画を立ててました」
◇才谷社長に兼業発覚「つらい。しんどい。逃げたい」
◇自殺前日に酒を飲んで4時間説教し続けた才谷社長
◇実家に帰り自殺
◇社名を報じなかった記者クラブメディア
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 http://www.mynewsjapan.com/reports/1982
 
 
 平成二十六年二月二十二日付のMyNewsJapanで記事
 
「腐女子同人誌出版「ふゅーじょんぷろだくと」編集者を社長が辞めさせず兼業の末に自殺 労災認定も社名伏せ闇に葬った記者クラブメディア」
 
を企画、取材、執筆しました。

 

 写真は、同人誌の出版社「ふゅーじょんぷろだくと」の才谷遼社長。NPO法人日本映画映像文化振興センターHPより。


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