安保法制が国会で審議されて以来、実に多くの識者が安倍自公政権について語っている。例えば、安全保障関連法案に反対する学者の会によると、現在、11,980人の学者が同法案反対の声明に賛同している。その学者の会が7月21日、記者会見を行った。
http://anti-security-related-bill.jp/
そこでノーベル物理学賞受賞の京都大学名誉教授・益川敏英氏は、こう語っている。
「歴然と生きている憲法九条を、安倍政権は、なし崩しにしようとしている。安倍が有事だと思ったら、戦争できる、と言っているわけです。それはトンデモナイ話。立憲主義に真っ向から敵対する」
「安倍首相は、本来だったら憲法を変えて、九条を他の条文に置き換えてやらなきゃいけない戦争を、彼が有事だと思ったら戦争できる、といっているわけです。
これはとんでもない話で、鉄槌を下さなければいけない。そういう時機にきていると思います。
情勢はけっこう明るいと思っているのは、ここ一週間くらいの非常に鋭い反対世論の立ち上がり。そういうものをさらに拡大して、安倍政権に対して、鉄槌を下さなければいけない」
「完全に安倍さんに辞めてもらうまで、戦いを続けなきゃいけないんだと僕は思います」
「安倍さんは、自分の任期中は何をやらかすかわからない危険な人なんです。自民の政治家の中には色々な人がいたけれども、安倍さんみたいにメチャクチャする人は、今までいなかった。だから、この盛り上がりのもとに、安倍さんに退陣してもらわなければいけないと思っています」