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何者かが猫を捨てるケースも多い。
平成26年10月20日午前9時半、「新生子猫」「6頭」が「寮の敷地内にレジ袋に入れられ捨てられていた」。山科保健センターに引き取られ、2匹は死亡、4匹は殺処分となった。
平成26年10月8日午前10時40分頃、「新生子猫」と「子猫」、計「3頭」が「段ボールの中にビニール袋に入れられた状態」で「路上に放置」されていた。西京保健センターが引き取り3匹とも殺処分の憂き目に遭った。
平成26年10月1日、「雑種」の「白黒」の「メス」の「子猫」が「1頭」、「教会の入り口に紙袋に入れられていた」。山科保健センターが引き取り、殺処分した。
平成26年9月12日午前9時、「茶とこげ茶」の「長毛っぽい」「子猫」「1頭」を、「京都山科警察署」が引き受けた。「市民が救出した猫を引き受けた」という。同警察署は山科保健センターにこの子猫を渡し、結局、「市民が救出」したにもかかわらず、殺処分した。
平成26年8月18日午前1時頃、市民が伏見事務所に対し、「庭に子猫が産み落とされている」と連絡。そこには「新生子猫」「2頭」が「箱」に「入れられていた」。「内1頭は死亡」。残り1頭(「黒白)は翌日死亡した。
平成26年7月16日午前1時、「ゴミ捨て場」で「段ボール箱に入れられていた」「茶色」の「若齢猫」(1歳未満、体格は中型)を、山科警察署が拾い、保健センターが引き取って殺処分した。
平成26年6月28日午前8時ごろ、「伏見警察署桃山南交番前」に「段ボールに入れられて置かれていた」「雑種」の「子猫」(白黒、メス)を同交番が拾い、伏見保健センターが殺処分した。
平成26年6月13日午前7時半、中京区内の高倉小学校で「袋に入れられ校内に放置されていた」「子猫」「3頭」を中京保健センターが引き取り、全頭殺処分した。
平成26年5月17日午後4時、とある市民の「敷地内」で「段ボールの中」に「14頭」もの「新生子猫」が入っていた。同月20日、伏見保健センターが引き取り、全頭殺処分した。
こうした捨て猫のケースは、無論、エサやりの状況とは全く関係がない。
不妊去勢手術をせず、外飼いをしている飼い主が、飼い猫が子猫を産むたびに、捨てているのだろうか。あるいは、不妊去勢手術をしていないエサやりさんが、エサをやっている猫が孕んだので、子猫の面倒を見切れず、やむにやまれず箱に入れて交番の前に置いたのだろうか。あるいはそれ以外のケースかもしれない。いずれにせよ、対策を講じることが急務だが、京都市は、後述のように、そうした不幸な猫を増やす政策を続けているのだった。
(続く)
写真は、「市民が救出した猫」を警察が引き取ったことを示す文書。この猫は殺処分された。