ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

※ブログ下記移転しました(2015年7月以降)
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日本HP「欠勤40日で諭旨解雇」裁判、二審で元社員が逆転勝訴

2011年01月31日 | Weblog
日本ヒューレット・パッカード(HP)の元社員が不当解雇の裁判を起こしていた件で1月26日、東京高裁で逆転勝訴の判決が出た。この解雇は、元社員が職場内で嫌がらせに遭っていると訴え、会社側に実態調査を依頼。その間、社員は有給休暇を使い切り、さらにその後40日間、会社を休んだ。日本HP側は、そのことを理由に論旨解雇(退職金は受け取ることができる)としたが、控訴審では、無断欠勤には当たらないとの判決が下り、解雇無効とした。日本の判例法における . . . 本文を読む

早稲田大・非常勤講師の給与明細が語る“大学内搾取”の構造

2011年01月19日 | Weblog
博士号を取得し、専任の教授と同じように講義しても、年収250万円ほどで研究費・出張費も自腹、社会保障もない劣悪な待遇で暮らす人たち。それが大学の非常勤講師だ。その実態を探るべく当事者を取材し、2010年度早稲田大学文学部の年間トータル講義数と500人強に及ぶ非常勤講師全リストを照合したところ、全2032コマのうち、実に51%が非常勤講師の担当であることが分かった。搾取の上に成り立つ早大は、賃金格差5倍の身分制度を放置する「格差拡大装置」と化している。正規・非正規問題を論じる学者は、まず足もとを改革してから公の場に出てくることだ。 . . . 本文を読む

『週刊朝日』山口一臣編集長 タブー破りの〝検察実名報道〟で『週刊現代』にも怒られた!?

2011年01月14日 | Weblog
 昨年の月刊サイゾー12月号の企画 「『週刊朝日』から『ムー』まで、あの有名雑誌の編集長に直撃!! 名物編集長がこっそり教える『ウチの雑誌のタブー破り記事』」 で、週刊朝日編集長・山口一臣氏に聞き書きした記事 「『週刊朝日』山口一臣編集長 タブー破りの〝検察実名報道〟で『週刊現代』にも怒られた!?」 が、2011年1月10日付のYAHOO!に配信されました。  http:// . . . 本文を読む