ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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日記 森の生活

2015年02月17日 | Weblog

 

 最近、十九世紀の亜米利加の作家・ソローの著書「森の生活」(岩波文庫)を読んでいる。

 この本は、森の中で自給自足の生活をしたルポで、著者は、自然とともに生きることを絶賛している。

 この本を読んでて、自身の経験に照らして思い出したことがある。

 今から五、六年前、「昔はもっと、心静かに生活していたなあ」と思い、突然鳴り響く電話やメールの音が、心が静かになれない要因の一つではないか、と考え、メールや電話がなっても無音で震えたりもしない状態にした。すると、まるで、森のなかにいるような平静さを取り戻すことができた気がした。すくなくとも携帯が鳴り響く環境で、森のなかで生活するより、平静になれると思う。

 ソローのような生活は、なかなか現代人には真似はできない人は多いとは思うが、都市に居ながらにしてソローの心境に近づくためにできることは、多々ある気がする。


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