ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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有期の専任教員“妊娠切り”事件 名古屋女子大中学・高校のマタハラ、復職&解決金350万円で勝訴級和解

2013年06月21日 | Weblog

 「女性の自立、地位向上」を理念に掲げる名古屋女子大学中学校・高等学校の専任教員となった伏見愛子氏(仮名、現40代前半)は、年2回の査定時に、切迫流産で入院するたびに人事評価が下がった。そして11年1月に産休を取得した直後、クビを切られた。納得のいかない伏見氏は11年10月、同校を運営する越原学園を相手取り地位確認と損害賠償(提訴時413万円)を求め名古屋地裁に提訴。13年3月に成立した和解条項では、伏見氏の復職と、解決金として350万円を学校側が支払うなど、原告の実質勝訴の内容で事件は決着した。近年問題が表面化しているマタハラ(マタニティー・ハラスメント)のなかでも悪質な“妊娠切り”事件を詳報する。
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【Digest】
◇有期雇用の「専任教員」
◇切迫流産のたびに査定評価が下落
◇「退職願を出しますか?」鈴木校長
◇地位確認求め名古屋地裁に提訴
◇学校側の“本音”
◇論破される学校側の言い分
◇原告の勝訴判決級の和解成立
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http://www.mynewsjapan.com/reports/1838

 
2013年6月2日付のMyNewsJapanで記事
 
「有期の専任教員“妊娠切り”事件 名古屋女子大中学・高校のマタハラ、復職&解決金350万円で勝訴級和解」
 
を企画、取材、執筆しました。
 
 
 写真は左が学校法人越原学園の越原一郎・理事長。右が名古屋女子大学中学校・高等学校の鈴木文悟校長(同法人HPより)。

 


 


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