「ＳＰ 野望編」

予告編が面白そうだったので、ＳＰを見た。




危険予知能力とでも言おうか、特殊能力を持つ主人公のSPやその仲間たちが、テロリストたちと戦う姿を描いたテレビドラマ「SP（エスピー） 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版だ。
「野望編」と「革命編」の２部構成らしく、今回はその第１弾だ。

主演は、岡田准一さん、堤真一さん、真木よう子さん、香川照之さんと豪華だが、龍馬伝のような感じもする。
東京を舞台に、国土交通大臣や官房長官などを襲うなどテロに対し、ＳＰが立ち向かう。
激しいアクションがいい。
また上司役の堤さん　ＳＰの身でありながらテロ側に通じている謎の一面を持つキャラを巧く演じている。またＳＰの警護対象である与党幹事長役の香川さん。成り上がりの若き実力政治家でありながら、テロ側とも通じている、いやらしい政治家を巧く演じている。ただどうも龍馬伝の岩崎弥太郎にしか見えん！！

感想だが、２部構成というのもあるので謎を引っ張りたいのは理解できるが、テロの目的は何なのか？何故上司や幹事長はテロと通じているかなど動機面が全く不明のままテロが進み、野望編では一旦解決してしまうので、凄く消化不良な感じがする。突っ込みどころもけっこうある。

次回の「革命編」、大げさなタイトルだけにを相当巧く脚本作らないと失敗の確立が極めて高いと感じさせる作品だった。
よって、ＴＯＴＡＬの評価は２部構成全てを見ないと結論は出せないが、この「野望編」だけでは☆２．５じゃ。



（評価）
☆☆★

※★＝0.5☆

（基準）
☆☆☆☆☆　面白い　もう一度映画館に見に行きたい。　ＤＶＤは購入する
☆☆☆☆　　 面白い　ＤＶＤは検討。
☆☆☆　　　 まあまあ。何かが足りない　ＤＶＤは検討が必要。
☆☆　　　　　 がっかり。
☆　　　　　 　話にならん　金返せ！！