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高校ラグビー決勝は両校優勝 そして東FLは法政

2011年01月09日 10時31分02秒 | ラグビー
昨日は高校ラグビー決勝が行われた。
東福岡31-31桐蔭学園
両校優勝。

昭和天皇崩御の時以来の両校優勝となる。

両校 おめでとう。

それにしても昨日の試合、いろんな見方があろう。
しかし好試合とは個人的には思えなかった。

桐蔭サイドからすれば、竹中、松島が走りまくり、東福岡ディフェンスを切り裂く
狙い通りの展開。
東福岡からすれば、前半からノッコン多くチャンスを摘み、BKのディフェンスが
いまいち。まあ、桐蔭BKをとめるのは容易ではないが。
いつもの東福岡はBKFW一体となったラグビーができなかった。

試合は、開始早々、西内選手の先制トライでリードしたものの、
東福岡、とにかく反則が多くチャンスを潰す一方、桐蔭は、松島選手にカウンターで
切り裂かれ同点トライを喰らうと、勢いがつき竹中選手など連続3トライ。

松島竹中にマークが集中するあまり、CTBへのマークが甘くなり再三突破される。
そこにまたしても松島竹中が絡む。
東福岡ディフェンスは崩壊状態。

いったいどうしたというんだ?? 別チームを見ているような
ディフェンスのモロさだった。
しかし、それだけ桐蔭BKのキレが凄いという事だろう。

前半25分頃 ラインアウトモールから東福岡が反撃と思わせるトライを奪うも、
終了間際またしても東福岡らしからぬディフェンスを切り返され、桐蔭SOがトライ。
東福岡10-24桐蔭学園

ハーフタイム。 
谷崎監督は「パスを少なく」という消極的な指示を出さざるを得なかったそうだ。
とにかく手にボールがつかないノッコンの多さ。

そして後半、早めに追いつきたい東福岡だが、後半開始早々、またしても
竹中選手のトライ。
決定的だなと思えた。
東福岡10-31桐蔭学園 なんと21点差

しかし驚いたのは東福岡の精神力。横綱のように動じない。
選手の顔も冷静。笑顔の選手すらいる。決して諦めているように見えない。
これは凄い。

ここで東福岡、戦い方を変える。細かくまわすパスを少なくし、自陣からでも
モールを組んでゲインするなどFW戦に徹底する。

後半8分 桐蔭G前にせまると西内選手ら密集からサイドを次々につく力攻め。
最後は藤田選手につないで、反撃のトライ。
東福岡10-31桐蔭学園

FW戦になると桐蔭学園としてはもっと嫌な展開。
軽量の桐蔭FWは押し捲られ防戦一方となる。それでも懸命に防ぐが、
後半24分 桐蔭陣内22mライン近くでモールを組みGラインに迫り、
最後は北川選手トライ。
更に28分桐蔭陣内に迫ると徹底した力攻め。
密集サイドから次々と重量FWでサイドを突いてゲインを繰り返す。
すると東福岡G前5mに迫ると右に振る。
後半交代して入った大政選手。SOの位置にいる。

SHからボールを受けると、更に右に振ると見せかけてフェイント。
つられた桐蔭ディフェンスをあっさり抜き去りトライ。
ゴールも決まり同点。
3連続トライ。前半桐蔭が一方的であったが、
FW戦に切り替えた後半は東福岡が一方的になった。

そしてノーサイド。
両校優勝。
サッカーのようにPK戦がない為、何となく白黒突かず消化不良の感じが残った。

ドロップゴール合戦とかやればいいのにって冗談はともかく、
21点差から追いついた東福岡さすがだ。ただ、勝てる試合を自滅した感じ。
それだけ横綱を慌てさせ、戦い方を変えさせた桐蔭学園が強かったということだ。
竹中、松島選手。さすが桐蔭が誇る素晴らしい選手だった。

そして今日のスポーツ報知。
東福岡FL 西内選手。法政に来ますな
嬉しい限りじゃ

いい選手が来る。準決勝 わき腹を痛め欠場したが、決勝では
頑張ってた。先制トライに加え、いつもの献身的なチームプレーは勿論のこと、
特にFW戦となってからは、存在感は抜群。
再三簡単には倒れない力強い突破で大きくゲインし、攻撃の起点となっていた。
このほか門間選手、大政選手も法政にくることが掲載されていた。
門間選手もトライこそなかったが、素晴らしいタックル。
大政選手は、正直来ることは知らなかったが、見事なステップで
同点に追いつく貴重なトライをあげる活躍。もっと見たい選手だった。
今年も東福岡から3名が法政に来る。
嬉しい限りじゃ

西内選手や大阪朝鮮の金選手のように、チームのトライの為に
献身的な仕事人の選手が今の法政には必要な選手だと思う。
さあ、第2ステージは法政大学

早い段階でレギュラーとるのではないかと思う。
法政復活の為の大きな戦力に早くなってほしいものだ
大学での活躍を期待したい。