【エコクラシック2009参戦記(2)】・・・・スタート~ゴール。
いよいよスタート。
9時にペースカーに先導されながらゆっくりと進む。
スタート直後のカーブと上り手前で集団がぐっと詰まってくるので接触しないように注意しながらゆっくり後方から走る。
スタート直後からはいつものように後方の集団と一緒に走る。
(先頭集団に入って走ればカッコいいんだけれど・・それじゃ脚が持たないのは自覚しているのでマイペースで走ることにしている)
9時20分頃
ペースが落ち着くまではその集団で走ることに・・
しばらくすると脚も回るようになり
少しペースを上げていくと回りから「そんなに飛ばすと脚が持たないよ」との声が・・・
その声の応じて少し抑えて走るが・・自分のペースにしては少し遅いので自分のペースにするために少しスピードを上げる。
・・・しばらく走っていると回りから「ちょっと速いなー」との声が・・・しかしここは自分のペースで走る。
(ここで、相手のペースに合わせて走ると・・・この後がつらい)。
★7時間の長丁場なのでペース配分がは難しいですね。
(遅すぎてもだめだし速すぎてもだめだし・・・トレーニングの時につかんでおくしかないですね)
しばらくすると4時間エンデューロの集団が横を抜けていったので・・同じ集団にいた選手はそっちの集団についていくようだ。
(・・・私はついていかない・・・ここでペースをあげたら結局ペースを乱されて・後に響く)
やっぱり・・・しばらく・・走っていると・・さっきの4時間の集団についていった何人かは遅れて、結局追い抜くことに。
(そりゃそうや・・4時間の集団についたらペースを乱されるよネ)
2時間ほど経過したところで、1回目の補給食(クリームパン一個)。
このあたりからは・・速くもなく遅くもなくの自分のペースで走る。
12時40分頃
最初の山場の4時間が経過。
ここで4時間の参加者がいなくなりコース上は一気に寂しくなる。
(ここで・・回りの空気が変わってくるので・・気持ちを入れなおして残り3時間に集中する)
13時00分頃
13時30分頃
しばらく走っていると・・
先頭集団より離れた選手が後ろから来て「一緒に回して行きませんか」と・・
しばらく一緒に走るが少しペースが速いので「自分のペースで行きます」といって離れる。
(この選手は3位の方でした)。
5時間ほど過ぎたところで、ショウジさんと遭遇・・しばらく一緒に走るが・・途中で離れる。
(一緒に走っても良かったが・・やっぱり自分のペースで走るためには離れるしかない)
14時00分頃・・・手前がショウジさん(・・・妻がカメラを向けると偶然にも2人がいたそうです)
このあたりで一瞬集中力がなくなりそうで脚も少し重く感じてきた。
(ここで後ろに着いて走るような弱気な走りをすると一気に脚が止まるので・・ここは再度・・自分に言い聞かす「トレーニングは何のためにしてきたんや」、「真壁の農道の向かい風の中を何のために走ってたんや」、「何のために毎週走ってるんや」、「何のためにローラー台に乗ってるんや」・・・と言い聞かし弱気を吹き飛ばす。
(ここの一瞬の気持ちの持ち方ができるかどうかがポイントです)
ここを過ぎれば、後は最後まで走りきるだけです。
15時50分頃・・・・残すは後一周
7時間を経過したところでゴール。
ゴール後にショウジさんと握手。
おつかれさま。
全体的にはペース配分もうまくいき・・納得の走りです。
後で妻に聞いたらラップタイムは13分と14分を行ったり来たりで大体同じようなペースで走っていたということでした。
(トレーニングの成果も出ていたしペダリングも補給も思ったようにできました)
【今回のレースでやったこと】
①レースに集中する。・・・当たり前か
・いつもはピット前を抜ける時は応援の声に反応するがそこはぐっと我慢する。
・本当は苦しい時間帯に応援の声が聞こえるとついつい手を振ってしまうのだが、
そうすることが気持ちを緩めてしまう・・・過去の経験より!
②ピットインはしない。
・7時間の長丁場なので・・・トイレ、給水、補給食のとり方が難しい。
・トイレは我慢するとだめなので・・レース直前の水分補給が難しい。
発汗量と水分補給がうまくできればトイレは我慢できるが、かといって水分補給を怠ると持たないし・・・難しいところです。
③フロントはアウターのみ(コンパクトなので50です)。
・以前の大会で、後半にインナーにして回転数をあげたところ、筋肉がついていかず
太ももが痙攣したので、できるだけ筋肉への刺激を少なくする。
④下りは無駄な踏み方はせずにトップスピードの一歩手前ぐらいで我慢する。
・下りになった途端に回りの選手は一気に踏み始めるのでついつい遅れないよう
に一緒になって踏んでいると・・あとに響いてくる。
・無理に踏まなくても・・・下った後の平坦ではすぐに先に行った選手に追いつきます。
(・・・ここで気持ちを抑えられるか・・ですね)
⑤水分補給はこまめにとる。
・こまめの加減が難しい
⑥ケイデンスは90前後をたもつ。
・これも下り坂でトップギアに入れたときに踏まないようにしないとだめですね。
⑦追いついた集団の後ろに着かない。
・休みたかったら下りで休む。
・追いついた集団の後ろにつくと休んだように見えるが実はペースが乱れている。
これも過去の経験より!
【表彰式】
7時間ソロの表彰式
7時間チームの表彰式(今中大介さん、片山右京さんがステージに上がっています。)
【今日の一言】・・・これしかないですね。
自転車は裏切らない。
さて、次は25日の「富士チャレンジX」です・・・厳しいのは覚悟してます。
「真壁の農道の向かい風の中を何のために走ってたんや」とありましたが、やっぱりクロさんでも真壁は難所だったんですね。涼しい顔して真壁を通過しているのかと思ってましたよ!
私はあの場所でいつも最後尾だからどんな顔して走っているか見ることができなかったけれど。難所を克服してきょうの走りがあるのですね。次のレース、また楽しみにしています。
いつもありがとうございます。
やっぱり・・なんだかんだ言っても7時間の中には葛藤がありました。
トレーニングでの難所を絶えていれば・・・何とかなるもんです。
コメントいただいてありがとうございます。
私のほうこそ、もう少し力があればうまくローテーションしながらペースを上げて協力できたのですが長丁場なので自分のペースを維持を優先したのでうまく協力出来ずに申し訳ありませんでした。
また、どこかの大会でお会いするかもしれませんね。
楽しみにしています。