弁慶の野鳥日記

主に野鳥撮影ですが、時々風景や花も。画像エリア超過のため野鳥日記から弁慶の野鳥日記に引越ました。引き続きご支援下さい。

カッコウとノビタキ。

2016-07-08 06:00:00 | 日記

 7月8日(金) 曇り

 「何を撮っているんですか?」
 と聞かれた時に、
 「鳥です」 と答えた。
 「あそこに鳥がいますよ」と言われた先には大きな鳥がいた。
 どうせカラスかヒヨドリだろうと思っていたら何とカッコウだった。

   カッコウとノビタキと言えばそうだ、托卵の相手ではないか。
 どちらが主役と見るか、カッコウはノビタキに托卵をする。
 托卵されてはたまらないと思ってノビタキのオスが必死で抵抗したのか定かでは無いが、偶然珍現象を見る事が出来た。 
 
  [托卵]:カッコウの仲間は托卵をする事で知られているが、托卵を行うのはカッコウ科130種類中50種類で、残りは自分で子育てをする。日本では
  夏鳥として、普通に見られるジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギスの4種すべてが托卵をする。托卵の起源についてはよくわかっていないが,子
  育てに費やす労力を多数の卵を産むことにふり替え、あちこちの巣に卵を分散することで、生き残る確率を高めていると思われる。
                                            (ヤマケイポケットブック「野鳥」より)



 現れたカッコウ。






 托卵をされてはたまらないとカッコウに飛びかかって行くノビタキのオス。

 




 しかし大きさが違い過ぎる。

 




 哀れ、ノビタキはカッコウに蹴飛ばされてしまう。

 




 このカッコウの威力はすごい。

 




 ノビタキは藪の中に体を隠している(左側)。

 




 追いかけた・・・訳けでもなさそうだが。






 なおも諦めてはいないらしいノビタキ。

 




 だが、少し諦め気味。

 




 諦めたのか? ノビタキ。 頑張れ。

 




 勝ち誇るカッコウ。

 

 

 でも托卵なんてほかの親に子供を育てさせるんだから、卑怯だよね。
 しかも卵を1つ取り除いて代わりに自分の卵を産み落とし、雛は托卵相手の卵よりも先に孵ってほかの卵を落としてしまう。そして仮親よりも大きな雛がエサをもらうんだから。
 あまりにも托卵される相手(この場合ノビタキ)がかわいそうだ。



                                            撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7DマークⅡ
                                                   レンズ: キャノンEF500mmF4 IS USM
                                                  キャノン純正エクステンダー1.4x使用   


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鳥の世界も厳しい (はなももや)
2016-07-09 01:48:20
弁慶さん、こんばんわ、?

鳥の世界も厳しい、生存競争写真に良く

今、寝苦しいのでブログで高原の風、

気持ち良い、ブログのランク、アッフしてます

BEST10もう少し、頑張って。
返信する
夜中でも見てくれる人が。 (弁慶)
2016-07-09 15:01:34
 はなももやさんコメントありがとうございます。
 夜なかでも見てくれる人がいて嬉しいです。
 ランクダウンしてがっかりしていましたが、自分にカツを入れたら、急に上がってびっくり。
 皆さんのおかげです。
 ノビタキも必死で頑張っていますね、弁慶も頑張ります。
返信する

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