8月29日(火) 晴れ
8月も終わりに近づいた。
差し当たって鳥の画像はない。
終活!
いやな言葉だ。就活ならば前途があっていいが、この頃こんな言葉をよく聞くようになった。
こんな言葉が身近になったと言う事はろくなことは無い。
しかし、いつかはやっておかなければならない事もある。
身の周りの不用品を片付けておく必要がある。差し当たって気になっていたビデオテープ、知り合いのブログでこのテープの処理の事が書いてあった。
自分も試みにこの不要テープを処分しようと思って手を付けて見て驚いた。保管場所が悪くほとんどのテープにカビが生えていた。
「大河ドラマの総集編」、「NHK紅白歌合戦」、「思い出のメロデイー」などの歌番組や歌手別の特集、「年末時代劇スペシャル」、「ニュースハイライト」、「松本清張サスペンスシリーズ」、「NHK教養講座(中身は可成り怪しい)」、旧BS2で放映されていた映画(邦画・洋画)等々。
これらにちゃんとネームランドで背表紙を付けて保存していたが、今考えるとこんなものはどこでももっと綺麗な画像で手に入る。
こんな事に高かったテープ代やビデオデッキのヘットすり減らして時間をかけていたかと思うと情けなくなる。
しかもこのテープたちはほとんど再生されることもなく眠っていたのだ。
処分に当たって色々思い出のあるテープもあるしもう一度見たいテープもあるが、カビを発見したことで惜しげもなく処分出来た。
処分は簡単だった。ダンボールはダメだと言われて透明ビニール袋に入れて持ち込んだ。
新しく作られた大きな深い処理施設、テープ数百本とテープラック総量60キロの弁慶お宝のテープたちは奈落の底に落ちていった。そこからは何とも言えない生ごみのいたたまれない匂いが立ち込めていた。
急いで現場を後にしてほど近いカワセミがいる池に行って見たがそこにはお化けの様のように伸びきって枯れた巨大ハスがあってカワセミは飛んで来ない。人もいない。先ほどの強烈な匂いがまだ鼻についている。後でクヌギの木にコゲラが来ていた。カメラぐらい持って行けば良かった。
階段下の最も環境の悪い納戸に保存されていたテープたち。
そのテープにはこんなカビが。
関係ないが口直しに隣町の花火大会の遠景。
これも関係ないが、電線にキジバトが。ハトだって我が町ではマスコットなんだよ。
鳥と言えばハトしか撮れなかった状況で暗い記事を書いてしまった。
撮影機材 Panasonic DMC-FZ150
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