こんな所にキセキレイの巣。

　７月１７日（金）　雨

　天気予報では今日も雨だが、果たして？

　キセキレイがとんでも無いところに巣を作っていた。
　床下の通気口のところ、毎年キセキレイの巣作りは学習機能が無くて嫌になる。
　「こいつ、よっぽど頭が悪いんじゃないか」と頭の悪い弁慶でさえも思うほどだ。
　だって外から丸見えの場所だよ、カラスになんかすぐに見つかってしまうよ。
　カラスの前に見つけたのは弁慶だが、これは高床式になっている地下の物置の入口だから、物置に行った弁慶と卵を抱いているキセキレイの親と目が合ってしまった。
　キセキレイは悪びれもせず、怖がりもせず、平気でそのまま座っていた。
　しかししばらくして行って見た時には親鳥はいなかったので、巣の中を覗くと小さな卵が２つ入っていた。
　しばらく親は姿を見せなかったが、その後スズメバチと遊んだ後に親鳥が来た。
　親鳥は抱卵はせずに、飛んで行った。もしかしたら蜂用の殺虫剤がかかってしまったか。
　キセキレイの巣はそんなスズメバチの巣の真下なのだ。
　しかし、心配には及ばない翌日（つまり昨日）午前中には卵が３つに増えていて、午後のなると更に１つ増えて４つになっていた。
　またスズメバチの駆除はお上の指示により業者依頼となり、土曜日以降に延期となったので薬害の被害は少し先まで伸びた。



　親鳥が立ち去った後、巣をのぞいてみると卵が２つあった。






　巣はこんなところだ。






　目いっぱい近づいて撮ってもうまく撮れない。






　親鳥が帰ってきた時、抱卵を撮ろうとしたら飛び出してしまった。






　慌てていたのでピンボケだ。






　この日は抱卵は取れなかったが、翌日（昨日）はまた帰ってきて卵は１つ増えていた。






　親鳥の抱卵姿が撮れた。この後いなくなった時、巣の中を確認したら卵は４個になっていた。





　親鳥とは何回も目を合わせているが、別に気にしている様子もない。
　卵はいくつ生むのか知らないが、あまり真面目に抱卵しないのは多分燕と同じで一度に孵化させるためかもしれない。
　それにしても、車で山道を走る時キセキレイに合うと必ず前に前にと飛んで行く。これって「道案内」だという人もいるが弁慶には「少し足りない」と思えてしまう。
　以前換気扇の通風孔に作られてしまって、わざわざ擬似換気扇フードをつけてやって巣を引越しさせてやったが、その後は子育てを放棄してしまったくらいだから、今回も無理だとは思うがそっと見守ることにする。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 撮影機材　　　Ｐａｎａｓｏｎｉｃ　ＤＭＣ－ＦＺ１５０



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