Haruの庭の花日記 Haru's Garden Diary

日々咲く花達に庭で出会い、その優しさに心癒される日々です
花を眺めながらおしゃべりしています

1泊2日で懐かしい大阪へ その2

2021-12-14 | おでかけ

大阪から帰ってきた昨日の夕方

こちらの寒さに震えました

暖かくて晴天の中、行くことができて良かったなと思っています

 

大阪の記事を今日もUP ですがちょっと独りよがりの内容です^^;

 

昨日は朝ゆっくりと起きて南御堂へ行く前に

淀屋橋近辺を少し歩いてみることにしました

私には懐かしい思い出の場所であっても観光スポットではないので

どうぞスルーしてくださいね

 

大阪の中央を歩くとレトロな建物に結構出会います

今回ホテル近くの案内にいろいろ載っていて

興味があったので歩いてみました

 

まずはホテルの目の前にあるのは

 

 

芝川ビル 伏見町 1927年建築

以前から気になっていました

当時は木造建築が主流の時代のこの建物

一時は女子短大のはしりの花嫁学校としても使われたとか

今はレストランなどが入っているようですね

 

 

ね、レトロで素敵ですね!

 

少し歩いて

 

 

 

オペラ・ドメーヌ高麗橋 1912年建築

 

これも煉瓦造りのレトロな建物

ちょっと前までは結婚式場として使われていたようですが

元は生命保険の会社だったようですね

 

この写真の中にも少し写っている右隣は

 

 

浪速教会 日本基督教団   高麗橋  1930年建築

 

実は本町に中学の2年間住んでいて

ここには英語教室があって

夕方に週一ぐらい通っていたんですよ〜♪

今でも女性の先生を覚えています

前回来た時にここを偶然見つけてビックリしたんですよ

とっても懐かしい場所で次回は入ってみたいですね

こんなに古い建物が2軒並んで残ってるのは珍しいと書かれています

 

そこから少しのところはぜひ今回行ってみたかった場所

 

 

大阪綿業会館   備後町  1931年建築

 

当時は大阪は繊維業が盛んで糸へんの街と呼ばれた船場地区

その社交場として作られた綿業倶楽部です

 

ここにはほんとに何十年ぶりでしょうか

いや、半世紀以上前に来たことがあるんです

父も祖父も繊維関係でよく話に出てきていて

ある時祖父がカレーを食べに連れて行くって言ってくれて

待ち合わせて行ったのがここでした
ダブルの背広か何かを着てシャキッとした祖父に先ずビックリ

私の若い頃、学生時代だったんですね

ワクワクしてついていったものの入った途端に雰囲気に圧倒され

出てきたカレーライスも家で食べていたのとはまるで違って

当時としては珍しいカレーが別のおしゃれな銀器に入っていて

自分でライスにかけて食べるスタイル

ドギマギして祖父を見よう見まねに食べたカレーの味は・・・

ここだったんだとしばし懐かしい思い出に耽りました〜

 

大阪の現代的なビル群の中に

こんな近代建築のレトロな建物があちこちに残ってることに驚きます

戦争中には大阪大空襲があったという話を母から聞いていたので

よく残ったものだと思います

母とこの辺りを歩きたかったなと思いました

今度来る時には中も見学したいなって思いました

 

備後町は母の生まれた場所

この辺りで小学校も女学校も過ごした母は

本町に住んだ2年間は楽しい期間だったんだろうなと改めて

 

当時薬屋さんの並んでいた道修町、ガスビルのあった平野町

丼池筋も通って

今回の目的の母の祥月命日の12月合同法要に出るために

本町 南御堂(東本願寺 難波別院)へ

 

母のことを思い出しながら歩いた船場の町々

このあたりにいた頃のことを思い出し母を思い出し

良い供養になったかなと思いました

 

本町で仕事をした父、船場生まれの母にとって

この南御堂に眠るのはとっても心安らぐ場所ではないかなと

来るたびに思います

コロナ禍で2年ぶりでしたが

来たことで私も一安心しました

 

終了してからまた淀屋橋まで御堂筋を歩きました

 

 

銀杏の木が葉を落とし

まつわる懐かしい思い出が去来して胸が熱くなりました

 

2日目は感傷に浸った半日でした

 

コロナが収束したら

今度はたくさんの友人と会っておしゃべりをと思いながら帰宅しました

コメント (2)
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