ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

中国高速鉄道、車軸に想定以上の『ヒビ』、“沈黙”続ける中国共産党政府。

2011-09-14 05:43:18 | 日記
まぁ、車軸のヒビだけ発見したってねぇ。コンクリ製の枕木の強度不足とレールの強度不足はどうにもなるまい。

『中国鉄道部の定めによると、ヒビ等「2mm以上の材質的欠陥」が有った車軸は廃棄処分にして、報告せねばならない。走行中に車軸が折れ、脱線や転覆等に繋がる恐れが有る為の重要な規則という。車軸で重大な欠陥が見付かったニュースは、中国メディアの「新世紀」等が、8月下旬に報じた。記事には、検査所が作成した「欠陥発見」の報告書の写真も添えられた。鉄道関係者によると、「長さ7.1mmのヒビ発生」で、技術者等の間に「衝撃が走った」という。鉄道部が組織した専門家チームは、まず車軸内部の状況を調べる「検査機」の性能を点検。検査結果に1.4mmの誤差が出る事が分かったという。つまり、鉄道部が定めた基準を大きく上回る3.4mmに近いヒビが存在しても、測定値は2mm未満になり、検査を合格してしまう可能性が有る事になる。(中略)超音波測定器の分野では2006年頃から、中国企業の新聨鉄が急成長した。06年には北京や上海の地下鉄会社に検査機数台を販売した事が分かっている。08年の売上高は3000万間、09年7000万元、10年は1億元だった。同社利益は07年の99万元から、2009年には1300万元と、3年間で10倍以上になった。同社はドイツ企業と日本企業から技術を導入したとされるが、実際にはドイツ製の検査機を販売する事業が主だった。急成長したのは、「国内企業育成」を目的とする鉄道部等の強い後押しが有った為だ。急成長の「鍵」となる人物は、汚職事件で失脚した鉄道部トップの劉志軍部長(当時)だったとされる。新聨鉄が扱う検査機は性能が安定せず、「済南市だけでなく、その他の検査場でも(結果が信頼出来ない)問題が出ていた」という。飛躍的な発展をとげた新聨鉄だが、登記上の所在地は北京市内の古びた集合住宅の1室だ。管理人によると、「新聨鉄がオフィスとして使っていたが2010年に越した」という。新たなオフィスも活気が有る様には見えず、会社の表札も無いという。同社の公式サイトは「リニューアル中」と表示されており、内容を見る事は出来ない。』

いわゆる『非破壊検査』って奴だな。

まぁ、誤差分を含めて車軸だけをパーペキにした所で、汚職まみれで手抜き工事された線路と言い、コストカットし、浮いた分を懐に仕舞い込む為に強度不足のコンクリ製枕木、レールの事なんかを考え併せると、今後、中国高速鉄道で事故が続発するで有ろう事は火を見るより明らかなんだがな。

車軸折れだけは防ぐ事は出来るかも知れないが、枕木の破損、レールの破損による事故が頻発しそうな予感。

恐らくは、今年中に何らかの原因で事故が起きる、そう、前回の衝突事故なんか霞んでしまう様なより大規模な事故が数件起きるだろう。

多分、それが引き金となり、膨らみ続けたチャイナバブルが弾ける原因となるだろうね。

急速に発展した経済には、急ブレーキが掛かり、あっという間に住宅バブルが弾け、投機マネーに奔走していた連中は、無一文になる可能性が高い。

要するに、今迄の経済発展が異常だし、間違っていたんだよ。

身の丈に合わない海外の技術を導入して、自国での独自技術だなんて大嘘を吐き撒くって、吹聴したりなんかするからさぁ。

罰が当たったって奴か?

年内に、再び大惨事な中国高速鉄道の事故が起こる事に100ペリカ。


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