ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

ダブついて『投げ売り』状態の輸入ミネラルウォーター、震災直後は奪い合ったのに今では1本26円。

2011-09-03 12:22:50 | 日記
あぁ、凄かったねぇ。都会の水迄放射能汚染されているって報道が有った時の、買い物パニックは。ネットでも焦り捲くった人々が、各種ミネラルウォーターを異常な高値で落札していたし。

『海外から輸入したミネラルウォーターが市場でダブ付き、500mlサイズで20円台等「投げ売り」が始まっている。東日本大震災による買い溜めの影響でメーカーや小売店が大量に緊急輸入したが、水不足の混乱が収まった事で大量に在庫が残ってしまったからだ。(中略)ネット販売大手ケンコーコムは2011年8月30日、ミネラルウォーターの過剰在庫を抱えてしまった為、特定の商品を大幅に値引きし販売していると発表した。(中略)同社の場合、海外からの並行輸入品が多く、ネットでは現在、アメリカの水「クリスタルガイザー」は500ml48本パックが税込み1290円で売られている。自販機では1本110円で売られている商品だ。新聞のチラシには、ペプシコ社が米国で製造した「アクアフィーナ」が500ml24本パックで税込み600円、という物が有った。希望小売価格は1本98円の商品である。(中略)日本ミネラルウォーター協会によれば、震災以降ペットボトル入りのミネラルウォーターが品不足になり、生産を増やしても追い付かない状態が続いた為、業界の一部は海外のミネラルウォーターの輸入に走った。政府が3月下旬に緊急時の規制緩和策として、海外から輸入したペットボトル入りのミネラルウォーターに付いて、外国語表記そのままでも販売出来る様に規制緩和した事で、一層輸入が加速した。ところが、需要が一巡、輸入ミネラルウォーターがダブ付く事になってしまったのだという。現在「投げ売り」の様な状態になっている点に付いて「在庫を抱えた店が多いだけでは無く、規制緩和が8月15日で廃止になり、10月一杯迄しか販売出来ない輸入のミネラルウォーターが有る為、焦って売り始めた、という事では無いでしょうか」と日本ミネラルウォーター協会では分析している。(後略)』

『お国の為に』とか『被災者の為に』とか偉そうな事を言っていたかどうかは知らないが、所詮は一儲けを企んだ『売らんかな』の商売の典型だな。

最初のウチこそ儲かっていた物の、同業他社も考える事は同じ。折角得た利益も、投売りで吐き出しちゃいましたかって事で、敢え無く幕引き。

福島第一原発事故の影響を全く受けていない遠隔地に居住しているが、当時の買い物狂想曲は凄かったね。

近所のディスカウントショップでは、乾電池、ミネラルウォーター、各種飲料水、袋入りインスタント麺、カップ麺、はお一人様○個迄との限定販売を行っていた。

顕著に売れて切れていたのは、乾電池のみで、その他の商品は潤沢に在庫が有った様だけれど。

ヒステリックに買占めに走る輩の見苦しさを感じた。

あんな物は安い時を狙って、常時ストックして置くべき物なんだよ。

やはり、近所のディスカウントストアじゃ国産ミネラルウォーターが、2Lでも常時¥100円しないし。

危機感が足りない、平和ボケしている輩が如何に多いかって事だな。

ま、だからこそ、阿呆相手の商売が成り立っているんだろうが。

普段から常に危機感を持ってりゃ、人の足元を見て商売をする悪徳業者は排除出来る筈、被災地以外は。

享楽的に生きるのは勝手だけれど、も少し賢く生きてみないか?


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