ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

浅田真央『本の宣伝、告知、私の思いと異なる物で進められた』ポプラ社から予定の著書発売中止。

2012-01-15 12:20:32 | 日記

売らんかな、の姿勢で最大の理解者で有り、最愛の母親の死をもキャッチコピーに利用してセールスを掛けたポプラ社。そのエゲツないやり方に、浅田が不信感を持ったとしても何ら不思議は無い。

『ポプラ社(東京都新宿区)は12日、フィギュアスケート女子の浅田真央選手(21)=中京大=の著書「大丈夫、きっと明日はできる」の発売を中止すると発表した。来月8日に発売予定だったが、一部宣伝方法に浅田選手の意にそぐわない部分が有ったと説明している。同書はバンクーバー五輪から2年を経て、浅田選手がどの様に成長していったかを中心に全6章で構成。競技生活を支えてくれた母親への感謝の気持ち等も記していたという。同社は、初のメッセージブックという触れ込みで、新聞やポスター等で宣伝。しかし、浅田選手は自身の公式サイトで「本の宣伝、告知に付いて、私の思いと異なる物で進められた所が有り、出版を中止させて頂く事になりました」としている。浅田選手は昨年12月、全日本選手権で優勝。母親の匡子さんはこの直前、闘病生活の末に48歳で
亡くなった。』

宣伝、告知法が気にそぐわなかったとしても、普通なら一旦販売を延期して、新たに浅田側が気に入った宣伝、告知法で売り出すのが普通だと思われるが、販売延期じゃ無くって中止だからな。

余っ程、浅田の逆鱗に触れる様なエゲツない宣伝をポプラ社が打ったって事なんだろう。

拝金主義に走ったボンクラ出版社が暴走した結果がコレだ。

浅田選手に近い関係者は『ポスターに書かれていた「ママ、ほんとうにありがとう」という言葉が原因です』と明かしているらしい。『大丈夫、きっと明日はできる』は、『前向きに生活するコツ』といった話を纏めたエッセイ本で、自己啓発本的な要素が強く、母に関する部分は一部だという。『「ママ、ありがとう」といったポスターだと、本の内容と違うのに、母親へのメッセージブックだと勘違いされてしまうし、母親の死を売り物にしていると思われてしまう』という事らしく、浅田選手本人の希望で中止になったんだそうだ。

入稿は、母親が亡くなる前にとっくに終わっているだろうし、帯の母への感謝に付いては母の死に関しマスコミ宛てのFaxの文面を使っているそうだ。何処迄腐っているんだよ? ポプラ社は。

ポプラ社広報によると、同書が日を改めて発売されるかどうかは『未定』なんだそうだ。発売中止となった事で、これ迄同書に掛けていた販促費用等が無駄になってしまうが、浅田側に損害賠償を請求するという事は『全く考えていない』らしい。

そりゃ、そうだろう。ココで損害賠償なんぞを請求したら、どれだけマスコミから叩かれる事か? それこそ、ポプラ社出版物の不買運動が起きるかも知れない。

浅田側からの不信感を買った、問題のエッセイ本の発売は永遠にオクラ入りになるかも知れないな。

著述が本業でも無いし、浅田サイドとしてはポシャった所で痛くも痒くも何とも無いだろうしな。

フィギュアスケーターなんだから、本業の演技に磨きを掛けてりゃいい。

それにしても、つまんない出版社と関わっちまったモンだね。同情するよ、浅田サイドには。



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