ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

『国民感覚からして疑問』男児(当時6)が車に撥ねられた死亡事故で金沢検察審査会、不起訴不当の議決。

2011-06-20 06:13:24 | 日記
何やっているんだ? 金沢地検。6歳の保育園児を30m以上も撥ね飛ばして殺した女が不起訴ってのは、誰が考えてもおかしいだろう?

『石川県金沢市で昨年8月、保育園児の男児大谷琉静君(当時6歳)が車に撥ねられて死亡し、金沢地検が車を運転していた女性荒川由紀美を自動車運転過失致死罪に付いて不起訴とした処分に付いて、金沢検察審査会は不起訴は不当と議決した。議決は16日付。琉静君の家族が検察審査会に審査を申し立てていた。議決によると、琉静君は2010年8月30日17時40分頃、金沢市末町の信号の無い県道交差点で、同市長坂台、北陸大薬学部助手、荒川由紀美(事故当時54)運転の乗用車に撥ねられ、頭等を強く打ち約4時間後に死亡した。議決は、荒川が現場近くで前を良く見ていなかった事が琉静君の発見の遅れに繋がったとして「責任は重大」と判断。又、琉静君は事故現場から30m以上も飛ばされており、荒川の主張する走行速度(時速50~55km)には疑問が有るとして専門家の再鑑定を求めた。加えて、琉静君が死亡するという重大な結果を招いた一方、荒川に刑事罰が科せられない事は「一般国民の感覚からして疑問が有る」としている。金沢地検の古賀栄美次席検事は「検察審査会の指摘を踏まえて必要な捜査をし、適正に処理したい」と話した。金沢中署の調べによると、現場は片側1車線で見通しの良い直線。家族と近くを歩いていた大谷君が、道路を横断しようとしたらしい。荒川は帰宅途中だった。』

これって家族の見ている前で車に30m以上跳ね飛ばされたって事か?

警察の現場検証の際に、荒川の主張する走行速度(時速50~55km)には担当した警察官が即座に『この女は嘘をついている』って直感した筈だし、それ也の調書も作成がされている筈。

当然、検察はそれに眼を通している筈なんだが、本件に関しては真剣に取り扱おうとはしなかったんだろう。

目の前で子供を撥ね殺された家族にとっては、信じ難い処分だ。家族が検察審査会に審査を申し立てるのは当然と言えよう。

事故現場は見通しの良い直線道路、制限速度を無視し、かなりの速度で走行中で有った事は容易に想像が付く。

常識有るドライバーならば、信号の無い交差点を通過する場合、減速をする筈だが。

自己保身の為に、この殺人犯は走行速度の虚偽申請をしたんだろうが、不起訴処分になったと知った時には『シメシメ』と心の中では、ほくそ笑んでいた筈。

今回の議決で、荒川由紀美の目論みは見事に崩れ去った訳だが、これは是非とも執行猶予無しの実刑判決をお願いしたい。

でなければ、齢6歳にして儚くもこの世を去った被害者は浮かばれんだろうし、その家族も納得が行かないだろう。

この国には正義が有るって事を、示して欲しい。


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