豪雨被災地での活動を見て

 ネット上で記事を探したけれど、見つからない…。先日、テレビのニュース番組で見た話ですが、豪雨に見舞われた新潟県で被災地の方々のお仏壇を無料で清掃・修理してあげている仏壇屋さんがあるそうです。
 曰く、「仏壇はやはり特別なもので…、捨てるというわけにもいきませんので」とのこと。

 そりゃぁ、そうですよね。タンスや本棚が雨に浸かってゆがんでしまった。それは廃棄することになるでしょう。でも、お仏壇には家族の心がこもっています。私は仏教徒というわけではありませんが、お仏壇を大切にしようという皆さんの気持ちはよくわかります。
 そして、無料で修理してあげているという、その仏壇屋さんは素晴らしい。従業員の皆さん、お盆シーズンを控えてただでさえ忙しいのに、修理が加わりほとんど徹夜状態だそうです。

 ほんと、テレビのこちら側から拍手を送りたい気持ちでイッパイでした。

 スポーツにも、この仏壇と同じメンタリティってありませんか? 前にも書きましたが、車や家電、食料品ならば大好きなブランドが無くなると寂しいけれど、他のもので代用が効きます。でも、ひいきにしているチームの代わりなんて、どこにもありません。仏壇と一緒。ダメになったから、廃棄して代わりを用意しましょう、なんてわけにはいかないんです。

 だから、バファローズとブルーウェーブは合併なんかしたらいけないんだ。その前に、経営改善が図れる策をみんなで考えなくちゃ。

 そんな簡単なこと、何で近鉄やオリックスの方々、あるいは西武の堤さんにはわからないんだろう? あるいは分かっているけれど、野球なんてどうでもいいから、好きにしてしまっているのでしょうか。

 彼らがしていることは、文字通り「冒涜」です。
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