新庄MVP

新庄本盗含め、2得点 全パ-全セ評 (共同通信) - goo ニュース

 いつも、<もって生まれたスター性>というものを見せつけてくれる新庄剛志。まさかホームスチールを成功させるとは!!
 今シーズンはじめのテレビ番組で、新庄づきの広報の方が「ほんとうにファンを大切にする選手。どんな時でもファンに喜んでもらえることを考えている」と話していたことを思い出します。

 見た目が派手な人というのは、どうも日頃何もしていないと勘違いされがちなもの。でも、<もって生まれたスター性>を顕在化させるのは、やはり地道な努力なのでしょう。私の周囲をみても、すごい人ほど努力を欠かさないように思えます。

 努力なくして成功なし

 新庄の姿を見て、そんな想いにかられる夏の夜でした
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

スポーツ界にみる秩序

 今年のツールは平坦でも面白い。テレビ解説の皆さんの話によると、スプリンターを抱えたファッサ(ペタッキいなくなっちゃったけど…)やT-モバイルなどが集団をコントロールしきれていないとのこと。良い意味で秩序が崩壊しているということでしょうか。

 もちろん一流スプリンターたちのゴール前のせめぎ合いも面白いけれど、やはり果敢なアタックの掛け合いは見ていて熱くなります。テレビに向かって身を乗り出すし、声も出てしまう。今日のレースもすごかったですねぇ。

 世の中には、守られなければならない秩序と改革していくべき秩序があります。今回のツールは、自然発生的により面白い方向に秩序が崩れだしています。先のサッカーのEUROも、ギリシャの優勝というのは秩序の崩壊を表している感があります。Jリーグも、ラグビーのトップリーグも、競馬も、バレーボールも、水泳、陸上、他のどんな競技社会でも、何を守り、何を変えるべきなのか、常に冷静な視線と大胆な行動力が求められます。

 プロ野球でも、現在の巨人保護主義的秩序は改革されなければなりません。でもそを行うには、少なくともファン・選手の存在を無視してはいけないし、今のオーナー会議主導の改革ベクトルが正しい方向を向いているとは思えません。1リーグが良いのか、2リーグが良いのか、各球団が過度の経済的負担から脱するにはどうすれば良いのか。それは時間をかけて論ずるべきこと。

 焦燥感に駆られるばかりにファンの声に耳を傾けず、闇雲に秩序を崩壊させたまま突き進むのは、絶対に誤りであると自信をもって言うことができます。
 今はチームを維持しながら新たな秩序を生み出すためには、何をすべきかを議論しなければならない時です。

 今日のオールスターで選手全員がしていた12色のミサンガ、それこそがファンの魂。安易な2リーグ制擁護論は、議論をミスリードしかねません。まずは12チームの存続にショートスパンのゴールを設定し、そのために何をすべきなのかを議論することが建設的だろうというのが、私の考え方です。

 ん? 今日はツールの話だけにしようと思っていたのに…。どうしても、野球の話になってしまいます。何か、「オレって、こんなにプロ野球が好きだったんだ」と改めて実感する毎日です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )