コキアの日記

主に八戸市の白山台での生活を中心にブログを書いています。

風間浦に行ってきた

2021年08月22日 | 下北
恒例のお盆の帰省の時期に
風間浦に行ってきた。
 
ただし今年は事情が違う。
8/10?あたりに風間浦には大雨が降った。
 
そのためむつ市から向かう道路の2つ前の村の
橋が崩落して通行が不可になった。
 
実家はすぐ目の前だというのに……
 
そこで今年通ったルートは初めての
下北の左から回る道に。
 
かなりの遠回りでかつ山越えになる。
 
 
 
 
行った時は比較的、道も空いていて
それでもかかった時間は通常の右回りより倍の時間を要した。
 
車窓はずっと普通で何事も無かったかのようだった。
しかし大間を回って行くと一つ前の村から異変あり。
 
急な山肌が崩れていたりした。
車道にも泥が混じり始めた。
 
時間はかかったが無事に実家に到着。
村内もむつ側には泥の流れた跡があったが被害は小さい。
 
 
しかし海がすごい事になっていた。
 
橋の崩落した川からとかそこから実家側の道路の
土砂崩れの影響でゴミだらけ。
 
 
浜に打ち上げられた大量のゴミはほぼ木の皮で
埋め尽くされた。
 
他にはコンブ、めかぶ、その他の海藻なんかが目に付く。
人の手での除去は出来ないだろう。
 
 
気になっていたのは村の墓のある場所だ。
 
事前に半分くらい埋まったと聞かされていたが
実際には中央あたりの山側の墓だった。
 
幸いうちの墓は無事だった。
 
 
 
 
 
村には温泉施設があるが大雨当時はここが
避難場所になった。
 
海岸沿いに泥が混じっている様子が見て取れる。
 
 
村近辺にはこんな急峻な崖が有るのだが
ここはどうやら崩れなかったようだ。
 
問題はここから南側の次の村までの道路だ。
報道では何十カ所も土砂崩れがあったらしい。
 
時折TVでの取材で流れる映像も見ると
ほんと酷い事になっていて、開通には時間がかかりそうだ。
 
次に行く予定の彼岸の時までには通行出来るのだろうか。
 
 
 
 
 
九州、四国地方の被害に比べると風間浦のは
大した事はないので書くのは止めようと思っていた。
 
しかし村にとっては数十年に1回有るか無いかの
災害なので少し書いてみた。