先だってこのような物を買いました。
コレは最近ガテン系界隈で話題のクーリングファンや電熱ヒーター付きの作業服に使用するためのバッテリーです。
バッテリーならばスマフォ用やタブレット用などの物もずいぶん主流になってきましたが、このバッテリーの優秀なところは9V出力ができる事です!
一般のモバイルバッテリーの多くは、USB端子から5Vを出力する物がほとんど。
エレクトリック楽器を使う人達にとっては、是が非でも9V出力が欲しいところです。
なので一般のモバイルバッテリーを楽器用に利用する場合、写真のような昇圧機能のついた変換ケーブルを使わなくてはなりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d6/ddb3f16f4a2e941faf3d75c630306fe7.jpg?1676691519)
(5V→9Vに昇圧)
なので直接9Vが出力できるDC端子付きモバイルバッテリーは神的存在✨
しかし、全て手放しで喜ぶ事はできません。
バッテリーの9V端子は、直径4.8mmのセンター+極性😱
エレクトリック楽器界隈での最もスタンダードな容態はセンターマイナス極性で端子のサイズは外径5.5mm、センターピンのサイズは2.1mmなんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2e/90a1f8ac393c6b8c58baf15cb8643eda.jpg?1676691852)
なので楽器に使うためには下のような極性変換ケーブルとサイズ変換アダプタープラグを繋がなくてはなりません😭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/0d/fe5ccbe04d99f7fd96d840e136321211.jpg?1676691936)
いや、これでも良いんですけど、もっとシンプルに使いたい!と希望するのが人間。
そこで一念勃起しDIYで極性とプラグサイズ問題を一気に解決するための変換ケーブルを作ることにしました。
まずは静岡市にある「マルツ電波」に必要な部品を買いに行って来ました。
ただ、4.8mmのDCプラグが見つけられません。
マルツで売っている一番近いサイズの物で外径が4.75mm。
0.05mmの差なんてきっと誤差の部類だろ⁉️と判断して買って帰りました。
念のため帰宅してバッテリーに差し込んでみると•••あららユルユル、ダメだこりゃ🙅♂️
キッチリ4.8mmのDCプラグを探すのですがなかなかネットでも出て来ません。
ようやく電子パーツ屋さんの通販で見つけ、即購入!
そして今日、やっと製作作業できました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/5e/5994b4cd9b30a019ca01c19b4241cc42.jpg?1676692860)
そしてコレがいつもの必需品(ハンダゴテ、老眼鏡、その他もろもろ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/f8/707fd59241e7bcf5a57fa367c5c043de.jpg?1676693515)
今回の作業は部品のコンタクト部分が小さいのでハンダ付けには苦労しましたが、なんとか完成しました。
テスターで導通を確認して作業終了です。
そのうち小生のエフェクターボードの中に搭載される事でしょう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/48/165ce3fb6092539cc8744e11cad1ef18.jpg?1676693668)
エフェクターボードはAC100Vコンセントから電源を供給するよりも、モバイルバッテリーで稼働させた方が断然有利です。
まず、ACコンセントから線を引く煩わしさがなくなります。
それに、ノイズに悩まされる事がほぼなくなります。
AC100Vに乗っかってくるインバーターノイズやサイリスターノイズに悩まされる事がなくなります。
エレクトリック楽器を演奏する方は、是非ともモバイルバッテリーを導入される事をお勧めします。