OMITSU BLOG(おみつ ブログ)

オイラは“おみつ”シュガビのターギ弾き

毒針

2011年09月26日 09時04分05秒 | つれづれ
「アイゴ」と言うの魚がいます。
先々週まで知りませんでした。

写真に写っている左上の数匹です。
この「アイゴ」と言う魚、背鰭等に毒を持っています。
釣り上げた時には、知らずに鷲掴みしてしまいました。
その後、手のひらに何か小さなトゲが無数に刺さったような感覚になり
あれ?あれ?と思っている内に、ピリピリと痺れ始めてきました。
でもまさか、こんな地味な普通っぽい魚が毒なんて持ってないよな~、なんて軽視していました。
以前、釣ったイソカサゴをさばく際に誤って鰭に触ってしまい、毒で痺れた経験がありますが、イソカサゴは見た目にいかにもと言う外見ですが、
アイゴについては、見た目で油断していました。
でもその痛みは、さしてどうのこうの言うほどの痛みではないので、釣りは当然続行でした。

実は、アイゴに対するインパクトはその後の事項の方が強烈でした。
釣った魚はクーラーボックスに入れていたのですが、時間が経過しクーラーボックスを開ける度に、不快な臭いが漂い始めました。
何の臭いだろう?と思っていたのですが、家に帰って一匹ずつ臭いを嗅いでみると、その悪臭はアイゴから出ていました。
「ウ~プス、オエェ~」と言いたくなるような悪臭。
食べれる魚かどうか不安になったので、さっそく魚辞典で調べてみると
鰭に毒を持っている事と、独特なにおいがする事が書かれていました。
しかも、その後には「身は食用。その独特のにおいを好んで食べる人も居る」 と記述されていました。
たしかに焼いてみると、例の強烈な臭いは無くなり、なにか別のにおいに変化していて、ちょっとハーブっぽい香りにも感じられます。

その後、クーラーボックスを洗う際に再び「ウ~プス」でした。