中年夫婦の外食 総集編

情報を共用し,多くの方の意見も頂きたい思います。気ままな食生活。

吉祥でミニ会席4200円を楽しむ。 赤坂離宮(迎賓館)を見学して、紀尾井町でランチ。

2018-02-27 07:27:40 | 和食

この企画は 私が引率します sosamu@ya2.so-net.ne.jp

参加したい方はご連絡ください。

ネットでカルチャー(散策・グルメ)

 

 赤坂離宮を見学してみた。以前は整理券などをもらうまでも大変だった見学が、最近は当日でも余裕があれば入場できるようになっている。年間の稼働率が少ない施設。一般公開がされることは望ましい。しかし限られたスペースであることには違いは無い。ヨーロッパ等の美術館・博物館もそうであるが、スケッチ・写真等も自由写真もとってはいけないというのはどうなのであろうか。壁・カーテンなどを触ろう物なら監視員が飛んでくる。こういう体制は改革してほしいものである。

 まずは、無事終了。今日は老舗巡りが本題。紀尾井町の老舗「吉祥」でミニ会席の昼食とした。現在はビルの地下に入るように構えている吉祥。これはこれで趣もあり良い。60年以上続く老舗。ランチは5000円以下で昼会席が食べられのもありがたい。

 私の参加者の把握不足で、4人ほど人数を間違えていた。1名分は妻を同行させることで解消したが、後はどうすることもなく私の負担。こういうことは珍しい。①前菜②お椀③お刺身④中皿⑤焼き物⑥炊き合わせ⑦食事⑧甘味の簡易コース。価格的には4980円と結構する。

 「前菜」は、2種。エビとキュウリの和え物・湯葉の和え物。特徴のある小鉢に彩りもきれいにまとめられていた。当然おいしいの。お酒が好きな方が参加しているのでお酒がすすむ。ビール・日本酒昼とは思えないピッチですすむ。やはり個室でのんびり食べる食事はおいしい。和室ではあるが、掘りごたつ形式なので楽である。

 「椀もの」はある士の蓋付き器で丁寧に運ばれてきた。中は熱々、ちょうど良い具合で提供される。帆立真丈、梅花豆腐となっていた。シメジが入っていたのは季節?なのだろうか。だしが非常に利いた汁は、香り・味ともに上品に仕上がっていた。黒い器に白の具材、生えていた。

 「刺身」は、2種盛り。ヒラメ・マグロではあるが、以外と大きな切り身だった。マグロは中トロも入り油乗りもちょうど良い物だった。ヒラメは説明はなかったが、昆布締めの物だったと思う。数種のツマが乗せられており、香りも楽しむことができた。

 「中皿」は、松茸に見立てた里芋・ぎんなんの揚げ物となっていた。まさしく季節を表現。この店の料理は基本月替わりで変わる。これも常連客には好評のようである。ぎんなんは、あげてあるが揚げたて、大葉の天麩羅も併せてあったので、香りも楽しむ。面白いのは赤パプリカでの色づけ?

 「焼き物」は、季節柄鮭(アキアジ)。レンコン・栗が添えられ、まだ紅葉していない銀杏の葉で彩りを加えていた。多分西京味噌でつけられた鮭、やや強めの味だったが、お酒・食事にはちょうど良かった。レンコン・栗を時々つまみながら食べると味にも変化が出すことができた。

 「炊合せ」は、升大根・鳥丸・筍・たこ。煮物(しる物)とは違う風味。やや濃いめの味に仕上げられていた。何か最近この手の味、しあがりにはほっとする物がある。当然、日本酒との相性は抜群だった。当然ではあるがたこは非常に柔らかく仕上げられていた。

 「食事」は、①栗ご飯②赤だし③香の物のセット。これだけで十分に食事となる。すでにだいぶ食べているが、おいしく炊き上げられたご飯は非常においしく食べることができた。栗が小さく刻まれていたのは食べやすかった。しかし、残念だったのは、本日のサービス。私が中座したとき、個室の床の上に食事が置かれてからのサービスになっていた。最近の吉祥はこういうサービス(床には置かないでほしい)をするのであろうか。

 「甘味」は、なんとぜんざい。煎茶とともに提供されるのがうれしい。結構大きなもち、小豆も粒のママはいっていた。私は汁粉よりこちらの方が好きである。日本料理の締めとしては良い物かもしれない。おなかも十分に満たされました。




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「懐石料理と会席料理」の違い https://pocket-concierge.jp/blog/differences-between-kaiseki/
 懐石料理は実は茶道から産まれており、茶の湯の際のメインであるお茶を頂く前にもてなされる食事の事を指します。茶道の心である侘び・寂びを料理として表現しており、「旬の食材を使う」、「素材の持ち味を活かす」、「心配りを持っておもてなしをする」という三大原則を掲げています。一汁三菜を基本としており、現在の和食のマナーにも深く密接している料理となります。飯と汁は食事の最初に提供されます。
会席料理とは、宴席にてもてなされる料理のことを指します。懐石料理と同じく一汁三菜を基本としておりますが、懐石料理と違い、飯と汁はお食事の最後に提供されます。また、懐石料理はお茶を嗜むために頂くお食事に対して、会席料理はお酒を嗜む為のお食事という位置づけになります。本膳料理という形式が廃れた現在では、儀式にてもてなされる一般的な料理形式となっています。
出典:和味 大輔 | ポケットコンシェルジュ https://pocket-concierge.jp/restaurants/243827?locale=ja

 

「お汁粉(おしるこ)と善哉(ぜんざい)」の違い
おしるこ(お汁粉)とぜんざい(善哉)は、どちらも小豆を砂糖で甘く煮て、餅や白玉団子を入れたものだが、両者の違いは関東と関西で異なり、関東では汁気の有無、関西では使う餡の違いで区別される。 関東では、汁気のあるもの全般を「おしるこ」、汁気のない餅に餡を添えたものを「ぜんざい」と呼んでいる。
一方、関西では、どちらも汁気のあるものを指し、つぶあんのものを「ぜんざい」、こしあんのものを「しるこ」と呼んでいます。せすので、関東の「田舎しるこ」=関西の「ぜんざい」、関東の「御膳しるこ」=関西の「しるこ」とも言えます。ちなみに、関東で「ぜんざい」とよばれている汁気のないものは、関西では「亀山」とよばれているようです。


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