2月8日 きつねくんのてじな
作者 松田範祐
きつねのケンは、ひとりぼっちでさびしくて、いじわるばかり。
手品を覚えてやってみたら、友達から尊敬のまなざしが・・・。
大事なチーズを、かどっこから少しずつかじって食べる。
「あっちのかどっこは、違う味かも知れない。」
角がなくなって丸くなったチーズを手品に使ってしまったけど・・。
給食の配膳の時間のこと。
手を拭いたハンカチを丸めて、牛乳にかぶせて、なにやら
「ひょっとして、手品?」
「うん。分かった?きつねの手品。」
「牛乳が出てくるの。」
葉っぱの代わりにハンカチ。
クルミや芋の代わりに筆箱の中身。
ちょうど入っていた消しゴムが、丸くて黄色くて、チーズそっくり。
楽しそうだけど・・・・給食の準備もしてね。
作者 松田範祐
きつねのケンは、ひとりぼっちでさびしくて、いじわるばかり。
手品を覚えてやってみたら、友達から尊敬のまなざしが・・・。
大事なチーズを、かどっこから少しずつかじって食べる。
「あっちのかどっこは、違う味かも知れない。」
角がなくなって丸くなったチーズを手品に使ってしまったけど・・。
給食の配膳の時間のこと。
手を拭いたハンカチを丸めて、牛乳にかぶせて、なにやら
「ひょっとして、手品?」
「うん。分かった?きつねの手品。」
「牛乳が出てくるの。」
葉っぱの代わりにハンカチ。
クルミや芋の代わりに筆箱の中身。
ちょうど入っていた消しゴムが、丸くて黄色くて、チーズそっくり。
楽しそうだけど・・・・給食の準備もしてね。