空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

火災報知器の点検のはず・・・

2010-02-17 | 教室
今日は、火災報知器の点検の日。
業者さんが来て、ちゃんと機能するかチェック。

国語の時間に教室に長い棒を持った点検の人が入ってきた。
興味津々で、何をするのかじっと見ている。
天井の真ん中にあるセンサーに、熱源のある棒を当てて
火災報知器の作動を確認している。
「あそこに煙やあつい空気が当たると、ベルが鳴って、消防車が来るんだよ。」
「ふーん。そうなのか。今まであれ何だろうと思ってた。」
「紙飛行機ぶつけたことあるよ。」
「だめだよ


給食の後片付けの時、昼の休み時間に点検を行うというアナウンス。
「非常ベルがなるかもしれないけど、点検だから大丈夫だからね。」
と言って、トイレに行って、教室に戻ってみると・・・・

誰もいない
いつもなら、外遊びしない子たちが騒いでいるのに・・・
さっきまで練習していた鍵盤ハーモニカもそのままだし・・・・
どこ行っちゃったの

掃除の音楽で戻ってきた子どもたち。
「どこに行ってたの
「避難してたんだよ。」
「えっ。なんで?」
「だって、放送で、安全な場所に避難してくださいって言ったモン。」
「えっ、どこに?」
「運動場の真ん中
「だって、先生がこの前の避難訓練の時、一番安全だから行けって言ったじゃん。」


ものすごく得意そうに、褒めて褒めてモード全開の

先月、休み時間の抜き打ち避難訓練の時、確かにそう教えた。

放送で、確かに「避難してください」のメッセージも流れていた。
でも、その前に「メッセージが流れますが、ただいま点検中です。」もあったはず。

だれかが、「避難だ~」と言って、
みんなで大急ぎで運動場の真ん中に行ったらしい。
でも、全校で組だけだよ・・・・・

安全な場所に全員が避難した

ちゃんと避難訓練の大事なことを覚えていて実践できた。
それは褒めてあげられるけど・・・・

冷静な判断とか、的確な行動とかは・・・・・

のりやすく、全員がさっと行動する

でも、情報が間違っていても、全員でそっちに行っちゃうってことだよね。


まぁ、今日のところは褒めておこう







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガラスめだまときんのつののヤギ

2010-02-17 | 読み聞かせ
2月17日 ガラスめだまときんのつののヤギ
  白ロシア民話

今日は図書室の日。が借りた本がおもしろそうだったので、
「その本、おもしろそうじゃん。見せて。」
「いいけど。じゃぁ、読んで

周りの子たちから一斉に読んでコール。

おばあさんの大事な麦畑から出ていかないヤギ。
「ガラス目玉と金の角で一突きだと脅かされて、
オオカミもくまも逃げてしまった。

民話らしく、ヤギが同じ言葉を繰り返すのに、
出てくる動物が、だんだん小さく弱くなっていくのに、

うさぎの次が蜂。
「そんなの絶対無理じゃん。」
ところが・・・・

裏表紙の絵に、続きのお話が・・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする