空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

おしいれのぼうけん

2010-02-24 | 読み聞かせ
2月24日  おしいれのぼうけん
  作者  古田足日

さくらほいくえんには、こわいものが2つあります。
一つは、おしいれ。
もうひとつは、ねずみばあさんです。

さとしとあきらは、押し入れに入れられても、二人で助け合って、
「ごめんなさい」を言わないことをがんばった。

水野先生は、困っただろうなぁ。

最後のページ

さくらほいくえんには、たのしいものが2つあります。

「あっ、逆になった~」
「そうか~」

「おしいれのぼうけん」は、ほとんどの子が入学前に知っていたお話だったのに、
今日やっと最後のページの面白さに気づいたみたい。

というか、こわいものがたのしいものに変わったということの意味が
理解できるようになったということかも


「ねぇ、あそこなら、おしいれの代わりになるよ。」
「えっ置き傘入れ?」
「だって、入れそうなところ、あそこしかないじゃん。」
「ねずみばあさんじゃなくて、傘ばあさんが出るかも

子どもたちって、教室の隅っこや教卓の下や掃除道具箱の中とか、
狭くて薄暗いところに入るのが好きだよね。

教室にも、中身が空っぽのおしいれがあったらいいな。

押し入れでなくてもいいから、1人でクールダウンできるような場所があると、
助かる子もたくさんいるんだけどな。

子どもの頃、かくれんぼで押し入れに隠れるのが好きだったなぁ。


コメント
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